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厚生労働省の専門家会合で示された資料によりますと、11月30日までの1週間の新規感染者数は前の週と比べて全国では0.75倍と減少し、去年の夏以降で最も少ない水準が続いています。

15の県では1週間で感染者が1人も報告されませんでした。

首都圏の1都3県では
▽東京都で0.86倍、
▽千葉県で0.73倍、
▽神奈川県で0.61倍と減少し、
▽埼玉県では1.04倍と横ばいになっています。

関西の2府1県では、
▽大阪府で0.71倍、
▽京都府で0.33倍と減少し、
▽兵庫県で1.07倍と横ばいになっています。

中京圏では、
▽愛知県で0.88倍、
▽三重県で1.00倍でしたが、
▽岐阜県では1.71倍と感染者数は少ないもののやや増加しています。

このほかの地域では、
▽北海道は0.54倍、
▽福岡県は0.47倍だった一方、
▽沖縄県は1.71倍、
▽群馬県は1.75倍、
▽広島県は2.20倍と、
感染者数自体は少ないもののやや増加している地域もあります。

また、15の県では30日までの1週間で感染者の報告がありませんでした。

現在の感染状況を人口10万当たりの直近1週間の感染者数でみると、
▽最も多い群馬県で1.80人、
▽北海道で1.39人、
▽岡山県で1.27人などとなっていて、
▽全国では0.54人となっています。