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毎年、年末に繰り広げられる熱き闘い『M-1グランプリ』。12月19日にエントリー数6017組の頂点が決定し、新たな「日本一の漫才師」が誕生する。今年は決勝大会はもちろん、敗者復活戦から人気コンビが登場。見逃せないバトルとなりそうだ。

 

今回は、AKB48に所属する大家志津香さんと中西智代梨さんが、今年の優勝コンビをガチンコ予想!実は彼女たちはお笑いコンビ「めんたい娘。」として昨年、実際に「M-1」に出場。アイドル界きってのお笑い好き2人が選ぶ、優勝予想コンビとは?

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

 

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――昨年、お二方は『めんたい娘。』としてM-1グランプリに出場されましたよね。まずは、当時の感想をお聞かせください。

 

中西 私自身もそうですが、しーちゃん(大家)がめちゃくちゃ緊張している姿を見たのが印象的でした(笑)。日本全国でたくさんのライブを一緒にやってきましたが、今まででいちばんってくらいで!

 

大家 人生でいちばん緊張しましたね……。普段のライブとも全く違って、独特の雰囲気があったんです。本番直前で吐きそうになるっていう感覚を初めて体験しましたよ。トイレだったらもう吐いてました(笑)

 

――漫才中の映像では、全然そのようには見えなかったです…!

 

大家 もう、立っているのがやっとでしたよ! 普段ステージで歌っているときは、曲がずっと流れているので、もし失敗してもそのまま進めるしかないですけど、漫才はどちらか一方が止まったら終わり。自分たち次第っていうのが大きな違いですよね。

 

中西 そうなんです。AKB48メンバー複数人でステージに立つことはあっても、ふたりだけっていうのはなかなかないので。しかも、みんな私たちしか見ていないっていう状況。漫才のネタにもしましたが、いつもは端っこで踊ってるので(笑)。そういう面では緊張しました。

 

――会場の雰囲気や他の芸人さんの様子はどうでしたか?

 

大家 M-1のメイキングで見てる光景だ……って思いました。みなさん壁に向かってネタ合わせをしたり、静かに集中していたり。知り合いの芸人さんで、いつもは楽屋裏で冗談を言っているような方も、一切ふざけなしでした。普段のお笑いライブの空気感とはまるで違います。

 

――やはりM-1の会場でしか経験できない独特の雰囲気があるんですね。

 

中西 そうですね。他にはない、M-1ならではの緊張感が流れていました。

 

決勝進出コンビ9組を解剖!
初出場者でいちばんハマッたのは…?

――そんなM-1経験者のおふたりには、今回の大会の結果をガチンコで予想して頂こうと思います。さっそくですが、今年も決勝進出コンビが決定しました。まずは、決勝へと駒を進めた9組のネタを見て率直な感想や印象的な点について、それぞれ教えて頂ければと思います!

 

中西 今回、結構初めて見るコンビの方が多かったのですが、その中でも個人的に好きだなと思ったのは『もも』です。ヤンキー風なまもる。さん、そして、ちょっとオタクっぽい見た目のせめる。さんという2人組ですが、見た目のイメージとは中身のキャラクターが全然違うという“ギャップ”をネタにしていて、面白かったですよね。見ている側の第一印象がみんな同じだからこそ成立するネタだと思います。しかも、細かい例えツッコミが的確で分かりやすくて、素直に笑いました!

 

大家 途中でボケとツッコミが入れ替わる形式でしたが、交互にテンポよく入れ替わっていて、パワーがすごいある笑い飯さんみたいで面白かったです。まだ20代後半のコンビですが、迫力もありましたよね。

 

――決勝の舞台でも映える力強さがありました。他に今回初めて見たというコンビはいらっしゃいましたか?

 

中西 『モグライダー』さんも初めて拝見したのですが、3回戦の動画を見た時に、途中でボケのともしげさんが、噛まれていたんですよね。一瞬、あ、大丈夫かな? って思ったんですけど、実は普段からよく噛まれている方みたいで(笑)。何事もなくツッコミの芝(大輔)さんが指摘して、自然に続いていたので驚きました。逆に「緊張でどこまで噛むかが見どころだ」とご自身たちでおっしゃっていたのも笑いました。ハプニングをうまく活かす技量があるし、それに、本気でやっていてすぐ噛んじゃうのが、可愛いなって思っちゃいました(笑)。

 

大家 動じずにネタを進められる方は本当に尊敬しますね。舞台に立ったときは「止まったら終わり」って思っていましたから、臨機応変な対応力がある方はすごいです。それでいうと、『ロングコートダディ』さんも、3回戦の途中でセリフを間違えていて、「あ、これ違う、あとのやつだった」って普通に発言して、そのまま進めていたんですよね。度胸すごっ! と思っちゃいましたね。焦ってる感じも全然なくて、そういうネタなのかと思うくらい、お互い落ち着いていてびっくりしましたね。あのステージに立ったことがあるからこそ、冷静に対処する難しさは身に染みていますから。本当に驚きました…!

 

――初めからあったセリフかと思うくらいでしたね。

 

大家 元々のネタとしても、友達と居酒屋で会話しているような流れとテンションで構成されていて、この自然体な雰囲気が魅力のひとつだと思いました。 さらに、その3回戦のネタは小学生でもわかるような題材と展開で、幅広く伝わりやすいところも良いなと思いましたね。世代関係なく「面白い!」と思う人が多いコンビじゃないかと思います。

 

――地上波でも放送されますから、幅広い方にウケることも重要かもしれませんね。
では、逆に”独特”だと思ったコンビは、いらっしゃいましたか?

 

中西 「好きな人は好き」となりそうな世界観を持っているコンビは『真空ジェシカ』さんじゃないでしょうか。3回戦のネタが、洞窟へ探索に行くトレジャーハンターの話だったんですが、予想もしないストーリーの展開で、どうやったらそんな発想ができるのかなと思ってしまうくらい。ウォー!っていうハイテンションタイプではないけれども、見ているうちに勝手にその世界にのめり込んでいってしまうんです。

 

――夢中になって見てしまいますよね。

 

大家 真空ジェシカさんは初めて見たのですが、視点や言い回しが個性的で面白かったですね。私の好きなタイプのネタをする芸人さんでした!

 

中西 たしかに、しーちゃん好きそうな感じだね(笑)

 

大家 そうなんだよね。私、個人的には、ちょっと不思議な漫才というか“一体何を見させられているんだろう?”ってタイプのコンビが好きなんです。さらに言ってしまえば“意味がわからないネタ”が好きで(笑)。

 

――そうなんですね。今回の決勝進出者では、他にいらっしゃいますか?

 

大家 圧倒的に『ランジャタイ』さんですね! 正直、いちばん笑ったかもしれないです。意味わからなすぎて!(笑) 基本的に、国崎(和也)さんが動き回って、どんどんボケを繰り出していく中で、伊藤(幸司)さんが横からツッコんでいくスタイルで、一体このネタをどういう風に思いつくんだろうってところから疑問に思って、気になってしまいました。一緒に考えているにしても、どっちもいい意味でイカれているというか(笑)。この思考回路が合うふたりってなかなかいないと思うので、抜群に相性がいいのか、どちらかが合わせているのか、知りたいところです。そもそも話し合いになるのかっていうのも……。

 

――ネタ作りの方法は気になりますね。

 

大家 正直「今ネタ作りました」って言われてもわからないと思います(笑)。それくらいストーリー性がないというか、ハチャメチャで何が飛び出すかわからない強烈さがありますよね。国崎さんご本人も、意気込みとして「M-1の舞台で大スベリするのが楽しみです」というようなことを言っていて……。でもバチン! と審査員の方々にハマったら、すごいと思います。トップに立ってもおかしくない。どちらに転ぶか楽しみなコンビです。

 

決勝常連コンビも多数!
差をつけるのは誰だ?

――昨年、ランジャタイさんは、敗者復活戦で最下位という結果でしたが、そこから這い上がっての決勝進出ですから、注目度もすごいですよね。逆に、昨年の敗者復活戦でトップになって、見事その場で決勝の舞台に立ったのが『インディアンス』さんでした。

 

大家 実は昨年の予選で、私たちがネタを披露し終わって、次に舞台に上がったのが、インディアンスさんだったんです。

 

中西 そうなんですよ。しかも、アドリブで「またアイドルのふたりがやってきました!」と、すぐに私達のことを自然にツカミで入れていて。柔軟に対応できるというのは、実力がある証拠ですよね。インディアンスさんは、普段から、アップテンポなネタの中でも、うまくアドリブを入れ込んでいて本当にすごいです。今年は、ボケの畳みかけ方がさらにパワーアップしていて、見ていてさらに好きになりました!

 

大家 そもそも私たちのネタも、動き回ってボケているところにツッコむという形だったので、田渕(章裕)さんがふざけて、きむさんが静止するときのタイミングは参考にしようと思いましたね。すごすぎて参考になりませんでしたけど(笑)。

昨年のインディアンスさんは、敗者復活戦からの決勝1番手ということもあり、ファイナル3組には残れませんでした。でも、田渕さんがボケ続けて、それにきむさんが的確にツッコむという同じスタイルのまま、今年はさらに磨きがかかって、ストレートで決勝進出。それこそ、昨年優勝のマジカルラブリーさんなんかも、野田(クリスタル)さんがボケ続けて、村上さんが横からツッコむというフォーマットで何年もやり続けて、ついに優勝しましたよね。そのスタイルを極めて、審査員の方々も何度も何度も見せられてハマっていく……そういうタイプなんじゃないかと思いますね。

 

――なるほど。審査員の方も、以前見た時よりネタが仕上がっている状態であれば、点数がつけやすい、ということもあるかもしれませんね。

 

大家 そうですね。一度決勝の舞台に上がっている人の強みだと思います。それでいうと『錦鯉』さんも、昨年の大会が初めての決勝で大きな爪痕を残していきましたが、さらに今年も決勝進出っていうのは、すごいですよね。(長谷川)まさのりさんの濃厚なボケに対して、渡辺(隆)さんが一言キレよくツッコむ形は、とてもバランスが良いなと思います。

 

――中西さんは、錦鯉さんのことはどんな印象でしょう?

 

中西 まず私としては、あんなにバチーンってはたかれて、本当に大丈夫かな?って思ってしまいますね(笑)。でも、毎回全力のツッコミをされて、ボケも身体を大きく使っていて、なのに人一倍元気なのがすごいところ。ネタのコンセプトもシンプルなのに、それをパワフルに表現していて、年齢を感じさせないですよね。出場者の中で、いちばん若々しいくらい!

 

大家 錦鯉さんは、何も考えずに明るくなれますよね(笑)。でも、それって漫才を見るうえで大切なことだと思うので。昨年を超えるインパクトを期待しています。

 

――楽しみですね。ちなみに今年は、インディアンスさん、錦鯉さんのほかに『オズワルド』さんが、昨年に引き続き、決勝進出を決めていますね。

 

中西 もう安定ですよね。誰が見てもクスッと笑ってしまうようなネタで、たくさんの人に刺さるお笑いだと思います。この前、電車の中でオズワルドさんの漫才を見ていたのですが、もちろん思いっきり笑えないじゃないですか。でも、堪えきれなくて声を上げて笑っちゃって(笑)。伊藤(俊介)さんの低いテンションから、だんだんボルテージが上がっていく感じが、結構好きです。同じネタなのに何度も見てしまいましたね。

 

大家 そうなんですよね。繰り返し見たくなる。しかも、何度か見ていると新たな気づきがあったりして。

 

中西 今年で3年連続決勝進出のコンビでもありますから、かなりトップに食い込んでくるんじゃないかと思います!

 

――なるほど。やはり決勝進出の経験がある分、強いのでしょうか。ほかにも、決勝常連のコンビで言いますと『ゆにばーす』さんもそうですよね。

 

大家 はらさんと川瀬(名人)さんの男女コンビということで、女性で優勝された方は未だいないので、毎回決勝進出される度に期待していました。でも、川瀬さんは「優勝したら芸人を辞める」と発言されているので、ファンの方はちょっと複雑ですよね(笑)。夢を叶えてくれたらうれしいですけど、優勝してしまったら漫才が見られなくなってしまうので、ちょっと寂しい。

 

中西 漫才が見れなくなってしまうのは悲しいですが、頑張ってほしいですよね……。ゆにばーすさんのネタは、はらさんが「イェーーーイ!」と叫んで、めちゃくちゃ元気に始まりますが、どんなに嫌なことがあってもあのテンションで「イェーーーイ!」って言ってるのかな? とたまに疑問に思います(笑)。いつでも明るく勢いのあるキャラクターで、下ネタもオープンなところが面白いですよね~。

 

運命の敗者復活戦の行方は?
決勝に上がる10組目のコンビを予想!

――さて、すでに決勝進出を決めている9組について感想をお伺いしました。ここからは『予想タイム』になります。今回も、当日の敗者復活戦から1組だけが決勝の舞台に上がることができますが、メンバーをご覧になっていかがでしょう?

 

大家 敗者復活戦に残っている方々の中には、見取り図さんやニューヨークさんなど昨年決勝進出したコンビや、ハライチさんやアルコ&ピースさんなどテレビで人気の方々もいて、正直誰が決勝に行ってもおかしくないと思います。

 

中西 混戦状態ですよね。もしかしたら、敗者復活戦から上がって優勝を掴むってこともあるかもしれないメンバーだと思います。

 

――ちなみに、共演されたことがある方はいますか?

 

中西 アルコ&ピースさんは、一緒に番組に出演させていただいたことがありますね。仙台のローカル番組だったんですが、バンジージャンプをするというハードなロケで……。

 

――え! 跳んだんですか!?

 

中西 はい、跳びました(笑)。まだ私がAKB48に来たばかりのころで、初めましてでした。最初は怖いイメージだったんですけど、一緒にロケしてみたら優しくて、めちゃくちゃイジってくださって。

 

――そんなことが…!それは、いい思い出ですね。大家さんはどうでしょう?

 

大家 私は、あんまりお会いすることはないんですが、ハライチさんは事務所の先輩です。4年ぶりのM-1挑戦なうえに、ラストイヤーということで応援しています。

 

――そう考えると、アルコ&ピースさんも今年ラストイヤーになります。

 

中西 そうですよね。それはぜひ応援したいですね!

――今回、誰が勝ち上がるか予想するのは本当に難しい状況ですが、その中でも、あえて1組だけ選ぶとしたら、どのコンビでしょうか?

 

大家 敗者復活戦は視聴者投票でもありますから、実力と人気どちらも考慮しないといけないですよね。

 

中西 ん~難しいところではありますが………決めました! これはふたりとも同じ意見です。

 

大家&中西 私たちが選んだ「敗者復活戦を勝ち上がるコンビ」は………

 

★敗者復活枠 本命『見取り図』

 

――おお、これは安定のコンビですね。

 

大家 そうですね。やはり昨年も決勝進出されていて実力は十分ありますし、視聴者の方からの支持も熱いふたりではないかと思うんです。

 

中西 それこそ優勝までいく可能性も全然ありそうですよね。

 

――可能性は十分かと思います。

 

大家 敗者復活戦は、外の寒いステージで披露されますが、どれだけ声を響かせられるかも大事ですよね。私たちも野外ステージなどでコンサートを行うことはありますが、まだ踊っているので、なんとかなる。でも、漫才だとまた話が違いますから。

 

中西 見取り図さんは、そこをハツラツと乗り切ってくれそうな感じもしますよね。

 

――そうですね。では、敗者復活戦は『見取り図』に期待ということで、楽しみです。

 

今年のM-1を制するのは?
トップ3&優勝コンビ大予想

――いよいよ、最後にトップ3そして優勝コンビの予想をしていただければと思います!M-1では視聴者も参加できる「3連単」予想企画が毎年開催されていて、盛り上がりますよね。

 

大家 いや~、これは本当に難しいですね。期待しているコンビとガチの順位予想ってなると話が変わってくるので、そこがキツい(笑)

 

中西 そうなんだよね。本気で選ぶと全然違う3組になるので……。んん~でも決めました!

 

――ではさっそく、第3位のコンビから、それぞれ発表してもらいたいと思います!大家さん、中西さんが選んだコンビはこちら!

 

★第3位
大家 『オズワルド』
中西 『ゆにばーす』

 

大家 やはりオズワルドさんは、3年連続決勝進出の実力があり、安定していると思うので、3位以内には食い込んでくるんじゃないかという予想ですね。

 

中西 敗者復活か決勝に毎年残っていて、行きそうで行かないという感じを繰り返していますが、今年はついにトップ3には上がってくるんじゃないか、という予想です。

 

――すると、川瀬名人さんは芸人を辞められないわけですね(笑)。どちらもありそうな雰囲気ですね。

 

大家 ここまでくると実力は僅差で、出順なども関係しますから正直細かい順位は本当に予想でしかないです…。

 

――“運”も味方につけなくてはいけないのがM-1ですもんね。さて、続いて準優勝となるコンビを発表してもらいしょう。惜しくも第2位となるのは……。

 

★第2位
大家 『インディアンス』
中西 『インディアンス』

 

――おふたりとも同じ予想結果です!

 

中西 一緒になりましたね!インディアンスさんは本当に優勝してもおかしくないと思います。確実に3位以内に入ってくると思いますし、みんなの意見を考慮してもこの3組のどれかになるとは思っています。

 

大家 着実にパワーアップしていると思いますし、今年は番組で共演することもあったので応援もしています。

 

――昨年はトップバッターという位置でしたが、今年はいつ出番が来るのか、それも楽しみですね。さて、ついに最後の優勝コンビの発表です。

 

大家&中西 私たちがグランプリと予想したのはこちらのコンビです…!

 

★第1位 優勝
大家 『ロングコートダディ』
中西 『オズワルド』

 

――おお、これはガチンコ予想ですね!

 

大家 私は、ロングコートダディさん優勝してくれたらうれしいですね。万人受けしそうなネタはもちろん、あの舞台度胸があれば、本番でも安定して実力が100%発揮できると思うので、優勝もあるんじゃないかと思いました。

 

――なるほど。持っている力を十分披露できるかどうかは重要ですもんね。

 

中西 インディアンスさんとも迷いましたが、オズワルドさんに決めました! 私も何回も同じネタを見てしまうくらい虜になってしまったので、その完成度の高さは評価されると思います。

 

――どういった流れで優勝コンビが決定すると思いますか?

 

大家 もちろん拮抗するんじゃないかと思っています。なんなら1票差で決まるくらい。最後の審査員の札がめくれるまで、誰が勝つか分からない、熾烈な優勝争いになりそうだと踏んでいます。

 

中西 オズワルドさんとインディアンスさんは本当はどちらか決められないレベルです(笑)。かなり票が分かれて、どちらか決まることになりそうだと思います。

 

大家 本当にわからないですよ!(笑) 出る順番も大きく関係してきそうですし、最後までどうなるか分からないです。

 

中西 こちらが緊張しちゃいますね!当日までドキドキです。

 

――結果、楽しみですね!最後に、今回予想してみていかがでしたでしょうか?

 

大家 こうやってみんなで予想ができるのもM-1の醍醐味だと思いますね。今は、忘年会シーズンとはいえ集まりづらいですから、SNS上でみんなで予想し合いながら楽しめるのはとてもいいと思います。そして、M-1では昨年のマヂカルラブリーさんのように1組の人生が変わる瞬間が見れるというのが、本当に熱い! 当日が待ち遠しいです。

 

中西 予想するのはかなり難しかったですね。どの組が勝ち上がってもおかしくないですから。早く結果が知りたいです。また、当日、優勝者が決まることはもちろん楽しみですが、終わった後の最速反省会やインタビューで、素の芸人さんの姿が見られるのも期待です。人生をかけてやってきた人たちの生のリアクションやリアルな言葉を聞けるのも、M-1のメリットだと思います。

 

――ありがとうございました!はたして、優勝コンビを当てることができるのか……ご期待ください!

 

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大家志津香(おおや・しづか)
AKB48チームB所属
生年月日:1991年12月28日
出身地:福岡県
Twitter:@ooyachaaan1228
AKB48の第4期生で、愛称は「しーちゃん」。2011年12月、シングル「上からマリコ」で初選抜入り。『くりぃむクイズ ミラクル9』など数々の地上波番組にレギュラー出演。先日、年内の12月28日でAKB48を卒業すること発表した。

 

中西智代梨(なかにし・ちより)
AKB48 チームB所属
生年月日:1995年05月12日
出身地:福岡県
Twitter: @chiyori_n512
HKT48の第1期生としてデビュー。2014年、AKB48に移籍した。愛称は「ちょり」。2013年3月、HKT48のデビューシングル「スキ!スキ!スキップ!」で初選抜入り。

 

12月8日(水)の「AKB48劇場16周年特別記念公演」で、4年ぶりのチーム組閣と約5ぶりとなる「AKB48 第17期生オーディション」の開催が発表された。——2月5日(土)、6日(日)に東京ガーデンシアターにて「AKB48新春コンサート(仮)」の開催も決定。5日(土)は現チームでのラストコンサート、6日(日)はカップリング曲のリクエストアワーと新チームでのコンサートが行われる。

詳しくはAKB48公式サイトへ。

AKB48公式サイト