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 朝鮮学校が高校無償化から除外されたのは違法だとして全国5カ所で争われた訴訟で、最後に敗訴が確定した広島朝鮮初中高級学校(広島市)で7日、抗議集会が開かれた。原告や生徒、保護者ら約100人が参加し、政府や司法による差別だと訴えた。

 弁護団長の足立修一弁護士は、国連の各種人権機関が日本政府に対し、無償化除外は人権侵害に当たると度々勧告してきたと指摘。それでも制度が適用されず「政府は開き直っている」と批判した。

 李昌興校長は、政府による朝鮮学校への差別政策は歴史的な問題だとして「日本の加害の歴史が総括されていない。日本の学校教育で教えられていない」と訴えた。