このブログで「Poser 9」をつかっていろいろ試しているわけですが、実は先日「はっ!」と気が付いたです。今まで実例ばかりで「どうやってポーズを付けるのか」というキホンの部分を紹介するのをすっかり忘れておりましたスミマセン。
ということで今回は超ベーシック、基本中の基本「Poserでのポージング」をちょっとご紹介します。とは言うものの、使ったことのある方はご存知かと思いますが、要は画面上のフィギュアをマウスでグリグリ動かすだけでポーズが作れる、という簡単な仕組みが「Poser」のいいトコロなのです。
例えばフィギュアの「右腕を下ろ」したかったら、移動ツールをつかって、マウスで右腕を動かせば、その方向に腕が動きます。もちろん腕は肩や手先に筋肉で繋がっていますから、その部分もちゃんと連動して動くようになっています。だから自然な感じのポージングが可能なわけです。
身体の部分は上下左右の動きだけでなく、関節を軸とした回転動作も可能です。この場合は回転ツールを使えば、関節を軸として「ぐりっ」という感じで回転させることができます。腰を回転させてみると、足や上半身も同時に動き、実に自然な感じで回転して行くのが解るですね。
好みのポーズを付ける時ちょっと複雑な、例えば「椅子に座ってるポーズ」を作りたい時などは、デフォルトのポーズから動かすより、ライブラリにあるたくさんのポーズの中から、近いものを選んで少しづつ変形させていった方が早くていい結果を得ることができます。
とまあ、今回は基本中の基本を「おさらい」と言う感じで、「Poser」でのポージングをあらためて紹介してみましたが、いやホント、マウスでグリグリ動かしているだけで病みつきになりそうなほど、簡単で面白いんですよ「Poser」は。
さて、今回もオリジナルキャラお絵描き試してみました。
今回は全身ではなくアップの表情を作って、それをベースに「スティーブン・セガールの映画に出てくるようなワルモノ」っぽい人をイメージして描いてみたです。
顔のアップの場合「ライティング」、すなわち明かりの方向をかえるだけで、同じキャラクターでも異なるイメージの表情をつくり出せるので、今回は先に書いたように「ワルモノ」っぽいライティングをいくつか試して、表情作りをしてみたです。
鼻を高めに、アゴも突き出して屈強なオトコを印象づけておりますが、う~ん、絵にすると、ちょっとおとなしい感じになっちゃいましたね。もっと陰影を付けるといいのかもしれませんが、今回はこんな感じで止めておきます、何となく「ワル」そうな印象が出ていればいいのですが・・・。
というわけで、次回も「Poser」のキホンの部分をもう少し詳しくご紹介してみます。もちろんお馴染のキャラクターつくりもやりますよ。お楽しみに。
シユアゲン。