Land Of Da Lost は Louis Carr と William Flaggs の2人組で、95年に Lic ‘N’ Snot Records というレーベルから EP をリリース後、98年に同レーベルから1枚のアルバムをリリースしています。このアルバムが質の高い G-Funk アルバムでかなり好きだったのですが、この後はベイ・エリア産のコンピ盤に参加していたりはしますが、アルバムのリリース等目立った活躍が無いのが残念です。Land Of Da Lost はおそらく San Francisco を拠点に活動をしているわけではないかもしれませんが、このアルバムは Les-G がプロデュースで参加しているので、カテゴリーは San Francisco に入れています。
写真は、アルバムとしては唯一の “Gone Fishin’ “(1998年)です。このアルバムは Les-G の他 Alkatraz Productions (of Ska-Face Al Kapone)、De De Andre Griffin、Alonzo Jackson などがプロデュースを手掛けたアルバムで、ミドルからスロー・テンポのファンクからグルーヴィー、メローと質の高い曲の揃った完成度の高いアルバムだと思います。Les-G や Memphis の Ska-Face Al Kapone が絡んでいるんでいるので、少しダークで怪しげな雰囲気もあるので、好みは分かれるところかもしれませんが、自分は Les-G も Al Kapone も好きなので、このアルバムもかなり好きな1枚です。ちなみにプロデュースで参加している Alonzo Jackson と De De Andre Griffin は Richimond の Young Woo のアルバムなども手掛けている人達ですね。ミドル・ファンク “Da Plot”、”2 Nutts!”、”Mutnay”、”Gravity”、スロー・ファンク “Cali Ta Memphis”、”Killa Pilahna Fishes”、”Mr. Catfish”、”Da Jiggla”、グルーヴィー・ファンク “Hollow”、”Black Sarah”、スロー・グルーヴ “Never Too Late”、メロー・グルーヴ “Moonlight” とイイ曲が多いです。中では女性ボーカルも絡んだ渋めのメロー・グルーヴ “Moonlight” は好きな人も多いと思います。個人的には渋めのグルーヴィー・ファンク “Hollow”、スロー・ファンク “Killa Pirahna Fishes” あたりが特に好きです。95年の EP “Land Of Da Lost” は E-Money を中心に William Flaggs、Deadfly などがプロデュースを手掛けたアルバムで、ミドルからスロー・テンポのファンクが中心の EP です。音的にはダークめの雰囲気の渋めの感じの曲が多いです。中ではミドル・ファンク “Cali Life”、”Make A Move” あたりが好きです。
【Discography】
・Gone Fishin’ (1998) >Amazon.co.jp
・Land Of Da Lost (1995) >Amazon.co.jp