Windows 11 初の累積更新プログラム配信開始
2021/10/13
Windows 11にとって初となる累積更新プログラム(KB5006674)
これは、Build 22000.194(Beta)のパソコンでも導入できる。
(現段階の正式版も同じバージョン22000.194)
KB5006674
「KB5006674」:2021-10 x64 ベース システム用 Windows 11 の累積更新プログラム
この更新により、Intel Killer ネットワーク ソフトウェアとWindows 11の互換性の問題が解決されます。
これまでは、Webブラウザの読み込みを遅くするほか、VPNの動作も遅くなる可能性がありました。
(KillerはIntelのWi-Fi製品であり、ゲームに適した仕様を備えています。)
また、同じタイミングで、
「KB890830」:悪意のあるソフトウェアの削除ツール x64 – v5.94 と
「KB5005537」:2021-10 .NET Framework 3.5 および 4.8 の累積的な更新プログラム (x64 向け Windows 11 用) が、提供されています。
再起動が必要
これらは、一度にインストールすることが出来ず、まず「KB890830」がダウンロード終了後に自動的にインストールされ、続いて「KB5005537」インストール前に「再起動」を促されます。
まだメッセージが不適切
再起動時には、相変わらず「あなたはそこに0%~です~。」が表示されます(笑)
この再起動時に、残りのインストールが行われる様です。
更新履歴
「更新履歴」のチェックでも確認してみました。
(再起動後にインストール残がなく「更新プログラムのチェック」をしても、「最新の状態です)となります。)
もうひとつ、ダークモードを指定していても、再起動後は通常モードになってしまいます。
未だ未解決不具合が残るWindows 11
Windows 11には、いまだ多くの不具合が残っています。
- レジストリキーに非ASCII文字を使用しているとアプリが起動できない: 調査中
- Oracle VirtualBoxとの互換性の問題: Oracleから2021年10月にアップデートがリリースされる予定
(Hyper-VまたはWindowsハイパーバイザーがインストールされている場合、Oracle VirtualBoxの仮想マシン(VM)が起動できず、エラーが表示されることがある) - AMDのRyzenプロセッサを使っていると性能が低下: 10月21日までにアップデートがリリース予定
- エクスプローラーのメモリリーク問題: Build 22454に修正適用
- 印刷機能に影響を与える不具合: 近日中に修正予定