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今回は、何かと話題になってる「メイドインアビス」という作品の感想レビューをまとめることにしました。

漫画メイドインアビスの感想

まずは、ナナチが出るまで読み進めて欲しいです。

 

最初の頃はそこまで面白くないと感じる人も多いかと思いますが、この物語はナナチが出てきたぐらいから加速度的に面白くなります。

 

そしてボンドルドとの邂逅まで読めば、あなたは既にメイドインアビスにこれ以上なくはまっているはずだ。

 

僕もそうだから。

 

このメイドインアビスの物語には純粋な意味での「悪」が存在しない。

悪役を与えられたボンドルドも、やっていることは人でなしだが、そこにはしっかりとした愛すらある。

 

白笛は全員おかしいんだが、芯の通ったおかしさなので、後読感は決して悪くありません。

 

しかし、問題はそれぞれのエピソードについて、これでもかというぐらいブラックな展開が必ずあるところです。

 

何人死んでいるか分からない。

 

いや、死すら生ぬるい。死ねるのであれば幸せだと感じるくらいの闇が展開されます。

 

しかし、闇を闇で終わらせるのではなく、各エピソードはしっかりと光で終わります。

 

そこがこの作品を名作へと押し上げているポイントです。

 

ただのロリ・グロ漫画ではない。心の奥底に訴えてくるものがある。

 

原作は既にラストダイブ(絶対に地上に戻ることの出来ない階層への侵入)を超えている。

 

おそらく、この物語の終わりはそんなに遠くにある訳ではないと思う。起承転結の、現在は承~転ぐらいかと思われる。

ぜひともリアルタイムで楽しんでほしい作品の一つです。

メイドインアビスの考察

 

危険には相応の魅力があるのか謎にあふれた場所アビスに魅せられて、リコのように探窟家を目指す人間他沢山いることには理解できる気がします。

 

その一方で、アビスには明らかに何らかの手が加えられている形跡があり、また深界に降りるほどに凶悪な呪いが発生することもわかっています。

 

その中には地上へ戻ることを阻害するようなものあるのが非常に気がかりです。

それはまるで食虫植物が餌となる虫をおびき寄せるような行動であり、まるでアビスそのものに意志があるか、意図的にそれを操っている何かがいるようにすら感じられます。

 

そのアビスの存在が本作最大の謎になりますが、リコがそれを解明できる日が来ることを期待しています。

 

また、ロボットの少年レグの存在にも色々と疑問が出てきます。

 

彼は外見こそ人間と大きく変わりませんが、その能力は明らかに戦闘を重視して作られているようです。

 

誰が、何のため作り上げたのかなど謎の部分が多い上。

 

リコの母親ライザと一緒に行動していた時期もあることから彼女かその関係者が何らかの意図をもってリコの前に送り込んだようにも感じられます。

 

彼の記憶が戻るときが作品の大きな転機となる可能性もありそうです。

 

やや残酷な設定や描写も多いハードな作品ですが、可愛らしい絵柄がそれを和らげてくれます。

まとめ

メイドインアビスは、アニメ2期の放送が2022年に決定しており、今後のアニメ放送も楽しみな作品です。

 

現在、メイドインアビスは、原作漫画、アニメ1期1クール、映画3本あります。

全て「dアニメストア」で視聴することが出来るので、まずはアニメだけでも視聴してみてはどうでしょうか?

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