かわいらしいテディベアやオーダースーツを製作する長野県軽井沢町の「軽井沢ベアーズ」には、病気などで大切な人を失った悲しみを抱える人が持ち込んだり郵送したりした遺品の服や着物が届く。テディベアに着せる「お形見ベア」の依頼者たちで、ほとんど宣伝をしていないのに「150人待ち」の状態。同店代表の島邑(しまむら)和之さん(63)自身も、家族を失う悲しみや痛みに苦しんできた一人だ。「亡くなった大切な方の思い出をよみがえらせたい」と心を込めて製作を続けている。 全文
毎日新聞 11月26日 10時00分
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