最近アラビア語メディアで日本に関する記事が増えていることは報告済みですが、本日は日本がコロナの変種の出現で国境を閉ざしたという記事が出ていました(日本だけではなく、豪州や米国等世界中で検討中ですが、特に日本が一早くもなければ最も厳しいわけでもないのに、「特に日本」についての記事が出たことに興味があります。
そのような日本に対する関心の増大と関係があるのか、ないのか知りませんが、al jazeera net は日本でイスラム教徒が増大している(もっとも日本人の間で増えているというよりは、日本社会の国際化の影響)という記事をmiddle east eye (英国のメディアだったか?)から引用して書いています(写真は東京のグランドモスク)
記事内容は基本的に中立的な感じがしますが、日本も国際化の中にあるという趣旨を感じます。
記事の要点のみ
・日本でも最近イスラムの影響の増大が目立っている
・かっては日本全土で4つしかなかったモスクが110になった。
日本で一番古いモスクは神戸のもので、1935年に立てられ、東京のモスクは1938年だったが、その後改修された(写真)
・ムスリムの数も2020年には23万人にまで増えたが、やはりその大部分は非日本人で、その数18万3000名で、日本人ムスリムは4万6千名である
非日本人ではマレイシア、インドネシア、パキスタン等アジア系が圧倒的に多い。
・彼らは仕事や教育、安定した生活のために来日したものが多い。
・ムスリムの数が大きく増大したとはいえ、人口1億2000万の日本ではしかし。彼らは圧倒的な少数派で、ムスリム人口が大幅に増えているということを知らない日本人も多い。
・識者の中には、今後日本政府もこれ等少数派に対して、教育、社会などの面で、より積極的に働きかけていくべきであると語るものも多い。
https://mubasher.aljazeera.net/news/miscellaneous/2021/11/29/%d9%85%d9%8a%d8%af%d9%84-%d8%a5%d9%8a%d8%b3%d8%aa-%d8%a2%d9%8a-%d8%a7%d9%84%d9%8a%d8%a7%d8%a8%d8%a7%d9%86-%d9%85%d9%88%d8%b7%d9%86-%d9%84%d8%a3%d8%b9%d8%af%d8%a7%d8%af