東京都内で、新型コロナウイルスの感染が急拡大していることについて、ＩＯＣ（＝国際オリンピック委員会）の広報官は「パラレルワールドみたいなものだ」と述べ、オリンピック開催とは無関係との認識を示しました。
アダムス広報部長「パラレルワールドみたいなものだ。わたしたちから東京で感染を広げていない」
２９日行われた会見で、ＩＯＣの広報部長はこのように述べ、オリンピックは「最も検査が行われているコミュニティーで、選手村は厳しいロックダウンが行われてる」と強調しました。また、ＩＯＣの医療担当も「医療崩壊に影響を及ぼすことはない」と述べました。
一方、オリンピックのお祭りムードが感染拡大に影響を与えているのではとの指摘に組織委員会は、「専門家の評価を聞き、引き続き安全で安心な開催に尽力する」と述べるにとどまりました。