1995年に東京・八王子市のスーパーナンペイで従業員の女性3人が射殺された事件は、未解決のまま、7月30日で26年となる。
FNNは、事件現場をとらえた写真を初めて独自に入手した。
冷蔵庫の上に置かれたのは、被害女性の黒いセカンドバッグ。
中には財布も入っていたが、手つかずの状態だった。
1995年の7月30日、八王子市の「スーパーナンペイ大和田店」の2階事務所で、アルバイト従業員の女子高生など3人が銃で撃たれ殺害された。
FNNが入手した事件現場の写真は、殺害された稲垣則子さん(当時47)が倒れていたすぐ横の冷蔵庫の上部を写したもので、水色の本の上に稲垣さんのセカンドバッグが置かれ、中にあった現金3,800円が入った財布なども手つかずのまま残されていた。
隣にあった金庫に入っていた、現金およそ526万円も奪われておらず、警視庁は、強盗目的と怨恨(えんこん)の両面で捜査を続けている。
矢吹恵さんの同級生・鷹野めぐみさん「すごくおしゃべりだし、すごくよく笑う子でした。ちょっとしたことで声を上げて笑う明るい子だった。『次八王子祭りね! 電話するね!』って手を振って別れて。それが最後の会話だったかな。解決してほしいという気持ちは26年変わりません」
警視庁は、引き続き情報提供を呼びかけている。
情報提供は、「警視庁・特別捜査本部(042-621-0110)」まで。