元富士通グループのFCNTによる最新ミッドレンジモデル、arrows We。
富士通/FCNTとしては久々にドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアからリリースする珍しいモデルで、価格も約2万円かなりお手頃。
そのため、購入を検討している方も結構多いのではないでしょうか?
そんなarrows Weのドコモ版のベンチマークスコアが初めてGeekbench上で発見されました。
シングルコアは508ポイント、マルチコアでは1575ポイントなっています。
ライバル機種?のAQUOS sense6との性能差は?
このarrows Weに搭載のチップセットはクアルコムのSnapdragon 480 5Gですが、同モデルはついてはSnapdragon 690 5G搭載のAQUOS sense6と比較されることもしばしば。
そしてそのAQUOS sense6のベンチマークスコアはというと:
マルチコアのスコアの平均は1600台後半、といったところでしょうか。
つまり、今回の計測結果を見る限り、arrows WeとAQUOS sense6のベンチマークスコア上での性能差は1割程度、ということに。
今回の秋冬・冬春モデルは全体的に機種数が少なく、昨年まで同シーズンの主力だったAQUOS senseシリーズは最新のsense6の価格が高めに設定されています。
そのため、約2万円のarrows Weは性能差がそれほど大きくなければAQUOS senseシリーズに代わって、今冬から春にかけての売れ筋モデルになる可能性が高そうです。
ちなみにドコモ版を比較するとarrows Weの価格は21,450円(税込)、AQUOS sense6は57,042円 (税込 となっており、価格差は約3.6万円!
1割の性能差で2倍以上の価格差というのはコスパ面ではかなり大きな違いです。
Snapdragon 700番台の最新チップは600番台や400番台と比べるとさすがに体感でも大きな性能差を感じますが、600番台 vs 400番台だと、いずれにしても「できることに限りがある」という点では大きな違いはない、という印象。
基本的なことしかしない、ということであれば、価格やブランドで選んでよいような気がします。
ソース:Geekbench