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漫画「推しの子」は、2021年「次にくるマンガ大賞」コミックス部門で第1位を結果だった今注目の作品です。

 

原作が「かぐや様は告らせたい」で連載中の赤坂アカ先生と作画が代表作「クズの本懐」横槍メンゴ先生のタッグ作品になります。

 

るしゃ
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今回は、そんな推しの子のあらすじを簡単にネタバレありで魅力についてまとめました。

推しの子のあらすじネタバレ

推しアイドル「星野アイ」の担当医になった主人公ゴロー、彼女が妊娠しているというところから物語は幕を開けます。

 

アイドルとしてまだ売り出し中の最中の妊娠発覚、それにアイドル事務所の関係者達から産むことを反対されますが、彼女は子供を産むという決断を曲げませんでした。

 

彼女の気持ちに心動かされた主人公は彼女を医者として支えようと頑張っていましたが…

 

ある時、ゴローは何者かに殴られ死体は誰にも見つからず、突然主人公が命を落としてしまうのです。

るしゃ
るしゃ

体がそのまま小さくなってしまっただけなら、名探偵コナンやったな

ここで終わりなのかな…?と思っていたのですが、なんと、推しアイドルである彼女の息子として主人公は生まれ変わりを果たしました。

 

流行りの異世界転生ではなく、現実世界の推しアイドルの子へ転生で「推しの子」というわけです。

 

大どんでん返しに困惑しましたが、読み進めると、昔主人公が担当していた患者の少女が双子の妹として生まれ変わっていたり、主人公が子役として映画に出演したり、など、芸能の物語が展開されていき、めまぐるしいストーリーの変わりように惹かれました。

 

更に「生まれ変わり要素」以上のどんでん返し、展開が組み込まれており、それによって主人公の変化もこの物語の主軸となっていきます。

 

ぜひ1巻の最後まで読んでほしいです。

 

それから、作画を担当している「横槍メンゴ」先生の表現力にも注目して読んでみてください。


主人公を取り巻く女の子たちがとにかく可愛く、好きになります。

推しの子の魅力について

ゴローの、完全プライベートな推しに会えたはいいけど妊娠していて、しかもその出産に立ち会うことになってしまった天国から地獄への感情の落差がかなりリアリティがありました。

もちろん、ファンならアイの幸せを願うのが一番だろうけど、自分が彼の立場だったら、きっと冷静でいられないだろうなと思いました。

 

その上、訳も分からないまま殺され、奇跡的にアイの子供に転生してしまったとか、序盤から感情が追い付かない怒涛の展開で、一気に心を鷲掴みされました。

 

 

 

双子のかたわれがアイのファンだったさりなというところもさらに運命的ですが、お互いが何となく同じ境遇だと知りながら、正体を知らないところがまた印象的でした。

 

アイが双子にキラキラネームをつけたり、ファン心理を拗らせたストーカーに狙われたりと、ファンタジーでありながら、現実にもありそうなシーンを盛り込んでいるところにも感情移入がしやすくて秀逸だと思います。

 

アクアとルビーが芸能人になってからは、キラキラなだけじゃない、芸能界の裏側も赤裸々に描かれていますが、特に漫画が実写化される際、原作を改悪されてしまう作者側の心情がとても興味深かったです。

 

これもまた、現実社会を皮肉っているような感じがして、他の作品とは違う魅力を感じました。

まとめ

いわゆる転生ものと呼ばれるジャンルですが、現代から現代への転生ものは、なかなかないのではと思います。

 

子役の裏話や、「演じる」ことについて、はたまた最近流行りのシェアハウス番組、2.5次元舞台とリアリティがあってとても面白い。

 

若手モデルの演技の苦悩だとか、漫画を実写化・舞台化する大変さだとか。男主人公が抱えたトラウマだとか。未だ分からない父親の話だとか、謎も多く残っていて、今後どう回収されるのかとても楽しみな作品です。

 

2021年漫画大賞1位の作品なので、今後アニメ化することは間違いない作品だと思います。

 

今後の展開もどんな感じで進んでいって、最終的にはどう終わるのかまで注目して視聴したい漫画作品です。

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