Fiarphoneへの注目は年々高まっています。
昨今、どの企業もSDGs!と声高に叫んでいますが、スマートフォンメーカーとして早くから独自で取り組んでいるのがオランダのFairphone。ユーザーが自分で修理、アプデして、1つの端末を長く使えることを優先したサステナブルなスマートフォンです。今年Fairphone 4もリリースされましたが、先日、Fairphone 2にソフトウェアアップデートがはいりました。Fairphone 2がリリースされたのは6年前のことなんですね。
今回のFairphone 2のソフトウェアアプデでAndroid 10対応に。現在はまだベータ版であり、本リリースは来年中を予定。Android 5からスタートした端末が、Android 6・Android 7.1・Android 9を経て、ここまで継続してサポートされています。
Our 6-yr-old Fairphone 2 is being upgraded to Android 10. That’s 7 years of software support! An industry first for an Android device! ? Together with the open source community we built the operating system. Proving it is possible to put sustainability at the heart of tech. ? pic.twitter.com/TuUjJWTi5J
— Fairphone (@Fairphone) November 23, 2021
「6年前のFairphone 2がAndroid 10にアップグレード。ソフトウェアサポート7年です。Android端末でこの長さは業界初。オープンソースコミュニティとともにOSを作り、テクノロジーもサステナブルの心は持てるということを証明していきます」
ネタ元のThe Vergeは、Fairphoneの継続サポートの難しさをとりあげています。問題は、Fairphoneが使用しているQualcommのチップセットのOS対応期間がすぎたあと、どうやって独自にアプデ対応をしていくかということ。ここに尽力したのは、Fairphoneを支持するコミュニティ。Fairphoneのプレスリリースでは、インド在住のソフトウェア開発者Bharath Ravi Prakashさんの名前をあげて、ボランティアとしての協力を感謝しています。
同プレスリリースでは、2019年リリースのFairphone 3、2020年リリースのFairphone 3+もAndroid 11のアプデベータ版テストを開始することも明らかになりました。
スマートフォンは、長く使う時代へ。
Source: Fairphone via The Verge
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