日本の探査機「はやぶさ2」が去年、小惑星「リュウグウ」から持ち帰った砂のサンプルが、相模原市の博物館で6日から公開されています。
このイベントは日本の探査機「はやぶさ2」が地球に帰還して1年となるのにあわせて相模原市立博物館で6日から始まり、小惑星「リュウグウ」で採取された黒い砂粒のサンプルが公開されています。
6日は、事前に抽選で選ばれたおよそ240人が博物館を訪れ、直径およそ2ミリの砂粒のサンプルを興味深そうに眺めたり、スマートフォンで撮影したりしていました。
埼玉県から訪れた男性は「ものすごく小さな粒でしたが、地球の起源が分かるかもしれないと思うと、とても楽しみです」と話していました。
JAXA宇宙科学研究所の矢田達主任開発研究員は「地球や水の起源などが分かる可能性のある貴重なサンプルなので、人類共通の宝として、思いをはせてもらいたい」と話していました。
サンプルの公開は今月12日まで入場無料で行われていて、相模原市によりますと、7日から10日までは空きがあるため、当日、会場で整理券を配り、事前に申し込んだ人以外も見られるようにするということです。
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