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少年時代に介護した母の写真を手にするケアマネジャーの美斉津康弘さん=長野県御代田町(原田成樹撮影)
家族の介護や世話に追われる「ヤングケアラー」の切実な実態が明らかになってきている。長野県御代田町のケアマネジャー、美斉津(みさいづ)康弘さん(48)は、若年性アルツハイマーの母親を介護した経験を今年、テレビで公表した。パイロットを目指し、社会人アメフトでMVP(最優秀選手)に輝くなど華々しい過去も、実は母親がきっかけだった。自分のように自尊心を無くし、すべてを諦める子供たちが減ってほしいと話す。◇小学5年のときに母が鏡に独り言をつぶやき始め、買い物 全文
産経新聞 12月08日 12時00分