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岸田総理は6日、国会で所信表明演説を行い、海底ケーブルで日本を周回する「デジタル田園都市スーパーハイウェイ」を3年程度で完成させることを表明した。デジタル田園都市スーパーハイウェイは、総理の主要政策である「デジタル田園都市国家構想」の一環であるとされる(ITmedia産経新聞 岸田文雄首相所信表明演説全文)。

デジタル田園都市国家構想は、地方と都市の格差を縮小することを目的としており、地方の人口減少や産業空洞化など課題をデジタル技術で解決することを主眼にしたものだそう。今回のデジタル田園都市スーパーハイウェイでは、海底ケーブルと大規模データセンター、光ファイバー、5Gなどの施設と技術を組み合わせて、全国に通信インフラを整備し、それにより物流の自動化、遠隔医療、テレワーク、スマート農業などのサービスを実現することで、都市部と地方の格差を減らす考えであるようだ(総務省 デジタル田園都市国家構想の実現に向けて(案)[PDF]日本商工会議所)。

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