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どんな講座?

ゲーム設計者の必須スキルである【仕様書を作成する】という、これまで業界でも触れようにもなかなか触れられてこなかったテーマに対して、前代未聞のゲーム仕様書作成のカリキュラム講座を開催します。

家庭用ゲーム機から、スマートフォンアプリ、アーケードなどプラットフォームやジャンル等を問わず、さまざまなゲーム企画のあらゆる領域で活躍する企画のプロフェッショナル集団である株式会社アッパーグラウンドと、経験を問わずゲーム業界での就業のサポートをおこなう株式会社社クリーク・アンド・リバー社がタッグを組み、「昨今のゲーム業界の企画職のキャリアにメスを入れたい」という想いのもと今回の講座が実現しました。
講座内容は、株式会社アッパーグラウンド全面協力・監修のもと、オンライン講座と課題を組み合わせた内容となっております。

受講者のみなさまは、ゲーム開発におけるインゲーム・アウトゲームのそれぞれの仕様書作成においての重要なポイントを学ぶことができ、実際の制作現場においてエンジニアやデザイナーの方に企画の意図が伝えられるような仕様書が作れることを目指していただきたいと考えております。

受講終了後、ご希望の方には株式会社社クリーク・アンド・リバー社の就職・転職サポートサービスもご利用いただけます。

こんな方におすすめ!

  • ゲームの企画職としてキャリアアップしたい!
  • 運用プランナーから、開発ができるゲームプランナーになっていきたい!
  • ゲーム開発のコアな部分にもっと携わっていきたい!
  • 単純にゲームの仕様書を作るスキルをもっと伸ばしていきたい!

上記のような現在ゲーム業界で働かれている、意欲あるゲーム企画職の方が受講対象者です。

講座のココがすごい!

  • 仕様書について学べるイベントは他ではまず例がありません!

    ゲーム企画職には必須の仕様書作成スキルですが、業界を見渡してみてもまず他に講座などの例がありません。その理由の一つとして、ゲーム会社によって求められるクオリティや作成方法などの違いなどから、ゲーム仕様書におけるデファクトスタンダードが決まっていないということが挙げられます。そんな業界の課題に対し、今回の講座で皆様に受講していただく内容をもってして、デファクトスタンダードになるべく講座カリキュラムをご用意しております。

  • インゲーム/アウトゲームそれぞれのゲーム仕様書について実践的に学べる!

    新規ゲーム開発に携わっていないとなかなか触れることのないゲームを作るための仕様書を、インゲーム/アウトゲームそれぞれのセグメントごとに作成方法を学ぶことができます。実際に使われている仕様書などを参考に、何に気を付けて作成すべきか、他職種から求められるポイントは何かなど、最前線で活躍されている現役プランナーの方々にお教えいただきます。

  • 実際に仕様書を作成していただきます!

    どれだけ内容の濃い講義でも、聞いているだけでは技術はなかなか身につかないものです。今回の講座では、実際の現場で使用される仕様書クオリティを目指して、仕様書作成課題などを繰り返し実施する予定です。

上原氏コメント

家庭用ゲーム機から、スマートフォンアプリ、アーケードなど、さまざまなゲームの企画をゼロから創ることから、ゲーム制作・運営に関する総合コンサルティングまで幅広い領域を担っている企画のプロフェッショナルチームである株式会社アッパーグラウンド。元々フリーランスとしてゲームプランニング・ディレクションをしていた経験からプランニング部分に特化した同社を設立した、代表取締役上原氏にお話を伺いました。

 

仕様書作成経験の減少

採用の面談をするときに、「仕様書を書いたことがありますか?」という質問することがあります。しかし最近では、「ゲーム開発時の仕様書はまだ無いから書きたいと思っている」という返事をもらうことが増えてきたと感じています。仕様書作成はゲームを作る上でとても重要な仕事の一つです。なかなかその経験ができていない方や、本質を理解できていない方が増えていることに業界としての課題を感じています。

株式会社アッパーグラウンド 代表取締役 上原 利之氏

「仕様書」というものの性質

ゲームというエンタメは、“作らないと何も生まれない”という性質があります。ですので、「これは面白いぞ!」と思ってから、実際のゲーム画面に載せるときに、自分が思っていることをキチンと“伝える”ということが重要になります。仕様書というものは、その手段のひとつです。そして、自分でやりたいことを具体的にイメージが出来ていないと作れないものでもあります。
もちろん、直接レベルなどを触って作ってしまい手触り感を掴むところからスタートする方法もありますが、 “自分が面白いと思っているものを(手触りや緻密な計算を通して)伝える”というもので、手段が異なるだけで”ゲーム企画”という領域では近しく、重要なものになります。しかし、書面でのゲーム企画(仕様書作成)・実機でのゲーム企画(実装)、どちらか一方だけではゲームは完成しません。“伝える手段(=企画としての武器)を増やす”という観点からも、ぜひ両方できるプランナーが増えていってほしいと思っています。

ストレートに「仕様書作成」をテーマに

そこで今回は、もうストレートに“ゲーム開発をしていく上での仕様書作成”という部分にフォーカスを当てて、具体的にどんなものが求められているのか、どういう風に考えて仕様書を作って行くのか、ということを実際に体感・把握していただきたいと思っています。どのようにまとめるかなど技術的なことももちろんですが、仕様書をまとめる上での勘所なども掴んでいただきたいと思っています。

ぜひこんな方に挑戦してほしい!

ゲーム開発をする上で、初期の設計図というべき仕様書。各開発会社さんで書式は違ったりするのですが、基本的な考え方や求めているスキルなどは実際は近いものだと思います。その手段や考え方に触れて、ここから先に自分で思い描いたゲームを具体化させてみたい、という方はぜひ参加をして欲しいと思っています!

講座の流れ

  • 1基礎パート

  • 2インゲームパート

  • 3アウトゲームパート

期間

2022年1月下旬~2022年4月上旬予定

※全てオンラインで実施いたします。
※参加費は無料です。

基礎パート

・第1回:基礎&インゲーム仕様書 書き方講座※約2時間
 └インゲーム仕様書 課題開始

インゲームパート

・第2回:経過共有と全体添削授業【1】※約1時間、課題提出
・第3回:経過共有と全体添削授業【2】※約1時間、課題提出
・第4回:経過共有と全体添削授業【3】※約1時間、課題提出
・第5回:経過共有と添削結果 振り返り授業【4】※約1時間、課題提出
・第6回:インゲーム仕様書 振り返り授業 ※約1時間、課題提出
 └完成資料としてインゲーム仕様書を最終提出

アウトゲームパート

・第7回:アウトゲーム仕様書 書き方講座※約1.5時間
 └アウトゲーム仕様書 課題開始
・第8回:経過共有と全体添削授業【1】※約1時間、課題提出
・第9回:経過共有と全体添削授業【2】※約1時間、課題提出
・第10回:経過共有と全体添削授業【3】※約1時間、課題提出
・第11回:経過共有と添削結果 振り返り授業【4】※約1時間、課題提出
・第12回:アウトゲーム仕様書・全体 振り返り授業 ※約1時間
 └完成資料としてアウトゲーム仕様書を最終提出

※各回の間隔は1週間、その間に各自課題を進めて毎回提出していただきます。
※添削やフィードバックは授業内での講師によるものだけでなく、受講者同士でペアを組んでいただき、ペア内でも添削をおこなっていただく予定です。

参加(受講)条件

  • ゲーム業界で企画職(プランナー等)として就業している
  • 仕様書作成に興味がある(仕様書作成自体の経験不問)
  • 参加に対しての意欲がある
  • 全ての日程に参加ができる
    下記日程については日時固定のプログラムを実施いたします。(いずれもオンライン)
    2022年
    ・1月26日(水)19:00~21:00
    ・2月2日(水)19:00~20:00
    ・2月9日(水)19:00~20:00
    ・2月16日(水)19:00~20:00
    ・2月22日(火)19:00~20:00
    ・3月2日(水)19:00~20:00
    ・3月9日(水)19:00~20:30
    ・3月16日(水)19:00~20:00
    ・3月23日(水)19:00~20:00
    ・3月30日(水)19:00~20:00
    ・4月6日(水)19:00~20:00
    ・4月13日(水)19:00~20:00

※原則全回出席必須となりますが、状況により後半日程は多少調整させていただく可能性がございますので、必ずしも上記の限りではございません。
平日夜の時間帯にオンライン受講いただけるかどうかご確認の上お申し込みください。

お申し込み締切日

2022年1月17日(月)23:59

※お申込みいただいた方の中から、厳選なる抽選のもと受講者を選ばせていただきます。

発表予定:2022年1月21日(金)

お問い合わせ

株式会社クリーク・アンド・リバー社
ゲームデザイン塾 運営担当
TEL:03-4570-7087
Email:crdg_ev_01@hq.cri.co.jp



投稿アッパーグラウンド監修! ゲームデザイン塾 仕様書ビルドアップ講座 ~現場で求められる仕様書とは~クリエイターのための総合情報サイト CREATIVE VILLAGEの最初に登場しました。