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Excel(エクセル、表計算ソフト)で同じ作業を行なっても、片や1日がかり、片や10分で終わる。

こんな差が生まれてしまう原因は、繰り返し作業をいかに楽するか、その方法を知っているか知らないか、作業効率化を意識して仕事に取り組んでいるかの差です。

1人で悩まなくても先人の知恵を活用すればだれでも業務効率化が出来ます。

Excel本の売れ筋

Excel本は大きく分けて3つの種類があります。

  • Excel初心者向け書籍
  • Excel中級者向け書籍
  • Excel上級者向け書籍

まず、自身がどのレベルなのかを把握して、適切なレベルの書籍を読むことが肝心な点です。

Excel初心者向け書籍

Excelの操作がそもそも遅い原因でもっとも多いのは、操作や搭載されている機能を知らないことです。

楽できる機能があるのに知らないばかりに手作業でデータをこねくり回し、時間を使い、仕事した気になっている人が最悪です。

まずは、セルの基本、メニューやショートカットキーを学んでから使ってくださいね。

Excel中級者向け書籍

メニューから出来ることを知っていて、セルの操作やショートカットキーでサクサク作業が出来る人の次の関門は、関数です。

算数や数学に苦手意識があって避けて通っている人もいるのではないですか?

でも、Excelは「表計算ソフト」です。

計算は避けられないのです。

Excelを表やフォームを綺麗に整形するソフトみたいに思っている人は、昔のワープロ専用機のマス目から抜け出せていない状態です。

しっかり本来の表計算ソフトを学んで、業務効率化してくださいね。

このクラスあたりから、調べやすさや好き嫌いが出やすいです。

自分に合った本を見つけるには電子書籍のサンプルを見たり、書店で立ち読みしてみることをオススメします。

Excel上級者向け書籍

Excelの関数をバリバリ使いこなせるレベルの次は、自動化です。

人が作業したり、チェックしたりする必要なく、ミスもなく、処理してくれる便利なソフトにExcelを進化させるためには、マクロVBAは避けて通れないところです。

 

 

作業ロボットによる自動かも検討

繰り返しの作業は、はたして人間が行なう必要があるのかという問題があります。

毎日、毎月かならず行なっているような、単純な繰り返し作業や一次入力を仮想ロボット労働者に任せて自動化する方法があります。

それらはまとめてRPA(ロボティック プロセス オートメーション)と呼ばれています。

RPAは、作業プロセスを自動化する技術のひとつです。

AI技術が発達したことにより、たとえば申し込み用紙の手書き文字から名前や住所を入力するような作業や、伝票起こし、請求書発行、在庫補充の発注業務などがどんどん自動化されてきています。

時間のかかる単純作業を見直して、もっと上流の、頭を使う仕事に人間を振り向けるように考えて技術を導入していくのがキモです。

 

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