リトアニア国防省がシャオミ製スマホの中から「Free Tibet」や「Long live Taiwanindependence」、「democracy movement」といった約400のワードに反応する仕組みが搭載されていることを見つけたと発表した。
中国製スマートフォンを購入しないよう、既有の場合はすみやかに処分するようにリトアニア国民に呼びかけた。
特定のキーワードをチェックする仕組みに驚き
これまでもスマートフォンやアプリにウイルスやバックドア、無許可のデータ送信についてたびたび報道されています。
中国政府がフィルタリング機能の搭載を求めることは今に始まったことではありません。中国国内で製品を売るために各メーカーで行なわれていることです。
今回の「Free Tibet」や「Long live Taiwanindependence」、「democracy movement」といった特定の約400のキーワードに反応する仕組みが公表されたのは、はじめてじゃないでしょうか。
これが英語だけなのか、中国語やほかの言語でも検閲機能があるのかはあきらかになっていません。
日本ではiPhoneが圧倒的にシェアを獲得していますが世界的に見ると例外的です。
また、おサイフケータイという、ガラパゴスな要求に応えるかどうかも販売台数に影響を与…
スマートフォンの製造は急速に中国からインドやベトナムに移行中
中国製スマートフォンだけの問題でなく、中国にある工場で製造されるIT機器は発注したメーカーが意図していない半導体やプログラム(含むウイルス)を仕込まれてしまうリスクや、米中摩擦の問題もあって、急速に中国からほかの国に工場が移転されています。
工場の移転先でもっとも多いのが、インドとベトナムです。
通信キャリアが販売しているスマートフォンやタブレットは、型番やブランド名だけを書いて、製造メーカー名や国を書いていないことがあり…
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