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 国立国会図書館は、「国立国会図書館ウェブサイト」と「国立国会図書館国際子ども図書館ウェブサイト」において、12月15日から「TLS 1.0/1.1」による暗号化通信を無効化する予定だ。これにより、「TLS 1.2」に対応していないフィーチャーフォンなどの端末やウェブブラウザーから接続した場合に閲覧ができなくなるとし、今後はTLS 1.2に対応した環境からアクセスするよう呼び掛けている。

「国立国会図書館ウェブサイト」

「国立国会図書館国際子ども図書館ウェブサイト」

 TLSは、HTTPをはじめとした通信を暗号化する技術。現在は安全性がより高いTLS 1.2/1.3が主流で、TLS 1.0/1.1はサポートを終了しているウェブブラウザーも多い。そのため、ほとんどの環境では、両サイトを利用する際に特に意識する必要はないが、フィーチャーフォンなどではTLS 1.2に対応していない場合もある。

 TLS 1.0/1.1の通信を無効化することについて国会図書館は、「第三者によるデータの盗聴・なりすまし・改ざんなどのリスクを軽減することを目的としている」という。