アメリカ南部などで大きな被害を及ぼした竜巻の直撃を受け、いまも救助活動が続くケンタッキー州の工場の現場にJNNのカメラが入りました。
記者
「こちらのろうそく工場では、いまも8人の人が行方不明となっています。がれきは高く山積みになったままで、救助活動は難航しています」
竜巻により崩壊して以降、初めて立ち入りが許可されたケンタッキー州のろうそく製造工場の敷地では、レッカー車を使ってがれきをかきわけ、救助犬が投入されての捜索活動が続けられていました。この工場では、当時100人を超える人が働いていましたが、そのうち8人が犠牲になり、いまも8人が行方不明となっています。
史上最大規模の竜巻による被害は、ケンタッキー州だけで65人が死亡、105人の安否が分かっていないほか、5つの州であわせて79人の死亡が確認されています。