もっと詳しく

今季一番の寒気、北日本や日本海側で大雪 気象庁が警戒呼びかけ

 強い冬型の気圧配置となり、日本列島では今季一番の寒気が流れ込み北日本や日本海側を中心に大雪となっていて、気象庁が警戒を呼びかけています。

女性(群馬・みなかみ町)
 「夕べ8時半ころから風と雪がわーっと。降り始めはすごかったです。突風と」

 北日本や日本海側、関東甲信の山沿いを中心に大雪となっていて、午前10時までの24時間の降雪量は群馬県みなかみ町の藤原で63センチ、札幌市で48センチなどとなっています。また風も強まり、新潟市では最大瞬間風速で26.7メートルを観測しました。

男性(新潟市)
 「きのう夜から風がすごく強いなと思っていたら、朝起きたらいきなり真っ白な世界が広がっていたのでびっくりしました」

 きょうは各地で雪が降っていて、岐阜県の白川郷や京都の金閣寺でも積雪がみられました。気象庁は、北日本や日本海側を中心に雪を伴った非常に強い風が吹き、日本海側を中心に大しけとなるところがあるとして、警戒を呼びかけています。

 このあともまだ雪は続いていきます。きのうから積雪の範囲が広がっていて、西日本の平地でも雪の積もっている所があります。札幌などきのうから50センチ以上積もった所もあります。このあと午後は雪のピークは超えてくる状況なんですけれども、まだ山沿いで一度弱まったあとも再び北陸周辺など、あす強まるタイミングがありそうですので、警戒を緩めないようにしてください。