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 台風22号が直撃したフィリピンでは被害が広がり、死者が100人を超える可能性が出ています。

 台風22号は、16日から17日にかけてフィリピンを通過しました。中部や南部などで、強風により多くの家屋が倒壊したほか洪水が発生し、大きな被害が出ています。

 AP通信によりますと、災害対策当局や警察などにより死者はこれまでに少なくとも39人報告されていますが、中部ボホール州の知事は19日、州内でこれまでに少なくとも63人の死亡が確認されたと発表しました。

 当局の報告にはボホール州は含まれていないとみられ、死者は、フィリピン全土で100人を超える可能性があります。まだ被害状況が把握できていない地域もあるということで、死者がさらに増えることも懸念されます。