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日本時間1月5日より開催されるCES 2022にて発表されると噂されているGalaxy S21 FE。

以前より噂が多数飛び交っていましたが、サムスン製品としてはいつも通りほぼ全てがリークされたので、本サイトでもまとめます。

ただまとめるだけでは他のサイトで既出のため、筆者の経験に基づいた対応バンドの予想もしていきたいと思います。

主なスペック

モデル型番 SM-G990X
サイズ 155.7 x 74.5 x 7.9 mm
重量 176g
ディスプレイ 1080 x 2340 FHD+
120Hzリフレッシュレート
画面サイズ 6.4インチ
SoC Snapdragon 888(SM-G990E以外)
Exynos 2100(SM-G990E)
バッテリー 4500mAh(標準)
急速充電 25W(有線),15W(無線)
背面カメラ ①広角:12MP f/1.8
②超広角:12MP f/2.2
③3倍望遠:8MP f/2.4
内側カメラ 32MP f/2.2
メモリ 6GBまたは8GB
ストレージ 128GBまたは256GB
防水・防塵 IP68等級
通信 Wi-Fi 6, Bluetooth 5.0

基本的にはS20 FEより据え置きとなる模様ですが、イヤホンジャックは廃止に、外部ストレージも非対応となる模様です。

そのほか特筆すべき点として、販売地域によってシステム・オン・チップ(SoC)が異なる点、ディスプレイ解像度が若干異なる点が挙げられます。

ただし韓国版SM-G990Nは情報が少ないため、Exynos 2100搭載となる可能性があります。

SM-G990Eはインド・東南アジアといったアジア向けとなる見込みで、これらの国はExynos搭載モデルとなりそうです。

ディスプレイに関してはアスペクト比が20:9から19.5:9となることから、新しい世代のディスプレイが搭載されると考えられます。

これに伴い、ピーク輝度やコントラスト比などといったディスプレイの基本性能が向上し、S20 FEよりも屋外や直射日光下で視認性が向上するかもしれません。

カラーリングはGalaxy Buds2と同様に、グラファイト、オリーブ、ラベンダー、ホワイトの4色となるようです。

出典:LetsGoDigital

なおメモリ・ストレージ・カラーリングは国によって構成が異なる見込みです。

価格・発売日

SamMobileによると、欧州では749ユーロ(約95,700円)からの価格となるようです。なお、欧州ではVAT(付加価値税)込の価格表記となるため、日本から購入する際はもう少し安くなると思われます。

ちなみに米国モデルはリーカーRoland Quandt氏によると、699ドル(約79,400円)からとなるようです。

ただしこれらの価格は変動する可能性があるとのこと。より安価になることを期待したいところです。

10月の古い情報ですが、リーカーであるJon Prosser氏によると、現地時間1月11日が最速の発売日となりそうです。

ただし半導体不足のため、国によって発売日がこの日以降にずれ込む場合もあるとの事です。

対応バンドの予想

コスパハイエンドという位置づけのモデルであるため、S20 FEでは他のS20シリーズと比較して対応バンドがかなり少なく、モバイルデータ通信の性能も抑えられていました。

そのためGalaxy A52 5Gといった、ミドルクラスとほぼ同じ対応バンドとなる可能性が高いです。

以下筆者の対応バンド予想です(2G GSMは基本共通のため省略)。

モデル名 SM-G990N(韓国版)
3G UMTS B1(2100), B2(1900), B4(AWS), B5(850), B8(900)
4G FDD LTE B1(2100), B2(1900), B3(1800), B4(AWS), B5(850), B7(2600), B8(900), B12(700), B17(700), B20(800), B26(850), B28(700)
4G TDD LTE B38(2600), B40(2300), B41(2500)
5G FDD Sub6 非対応
5G TDD Sub6 n78(3500)
太字は日本で利用されている周波数
モデル名 SM-G990B(欧州版)
3G UMTS B1(2100), B2(1900), B4(AWS), B5(850), B8(900)
4G FDD LTE B1(2100), B2(1900), B3(1800), B4(AWS), B5(850), B7(2600), B8(900), B12(700), B17(700), B20(800), B26(850), B28(700), B32(1500), B66(AWS-3)
4G TDD LTE B38(2600), B40(2300), B41(2500)
5G FDD Sub6 n1(2100), n3(1800), n5(850), n7(2600), n8(900), n20(800), n28(700), n66(AWS-3)
5G TDD Sub6 n38(2600), n40(2300), n41(2500), n78(3500)
太字は日本で利用されている周波数
モデル名 SM-G9900(中国本土・香港・台湾版)
3G UMTS B1(2100), B2(1900), B5(850), B8(900)
4G FDD LTE B1(2100), B2(1900), B3(1800), B4(AWS), B5(850), B7(2600), B8(900),B12(700), B17(700), B20(800), B28(700)
4G TDD LTE B34(2010), B38(2600), B39(1900), B40(2300), B41(2500)
5G FDD Sub6 n1(2100), n3(1800), n7(2600), n28(700)
5G TDD Sub6 n41(2500), n78(3500), n79(4500)
太字は日本で利用されている周波数

中国本土・香港・台湾モデルでは、auやドコモの主要プラチナバンドであるB26には非対応となることが予想されます。もし非対応の場合、ソフトバンク回線を利用する場合を除き、利用できるエリアが制限されます。楽天モバイルではauのローミング回線が利用できません。

アジア向けSM-G990Eの型番は、新しく採用された型番であり予想が困難なため記載していません。ただ欧州版と同等か、それよりも少ない対応バンドとなりそうです。

米州で採用されているバンドは日本と異なる場合が多いため、米国版SM-G990Uは省略しています。


対応バンドは公式の製品発表から遅れて発表されることが多いので、本サイトでは明らかになり次第更新する予定です。


画像:LetsGoDigital

参考

Everything about the Galaxy S21 FE has just leaked – SamMobile