(動画リポートは4分21秒です。データ放送ではご覧になれません)霧が生み出す絶景です。広島県の山あいや瀬戸内海では、冬の明け方のわずかな時間に、さまざまな美しい霧が見られます。この辺りで見られる霧は、地表が放射冷却によって冷やされることで、水蒸気が小さな水滴となって現れる「放射霧」や、山あいを流れてきた冷たい空気と海水の温度差によって発生する「蒸気霧」など。斜めに差し込む日の光に照らされ盆地や海を優しく包みます。霧が育むゆず、この時期に身が締まりうまみを増すマダコ。冬ならではの霧の絶景を瀬戸内の豊かな暮らしとともにご覧下さい。