今年のストーブリーグの目玉となるか? シーズンを終え、来季に向けて選手の移籍や新外国選手の加入など編成で盛り上がる日本プロ野球。今季は例年にもましてFA宣言を行う選手が少なく、現状では中日ドラゴンズから福岡ソフトバンクホークスへ移籍する又吉克樹以外は、在籍チームに残留となる見込みだ。
そんな静かなオフシーズンに話題をかっさらっているのが、今季日本一を果たした東京ヤクルトスワローズのマスコット「つば九郎」だ。2012年以来のFA宣言を行なったつば九郎は、「すこしかんがえるじかんをください」とコメント。他球団への移籍をほのめかしている。しかも、宣言直後から獲得に乗り出そうとしている“団体”が殺到しているのだ。
【お知らせ】
この度、東京ヤクルトスワローズのつば九郎さんがFA宣言をされたという事で獲得に動きます
橋上監督から3年契約、日本酒飲み放題、新潟県産コシヒカリ食べ放題と言う条件を頂きました
ぜひ新潟アルビレックスBCへ!!#つば九郎#swallows#新潟アルビレックスBC pic.twitter.com/JDeyOO4fwN— 新潟アルビレックスBC【公式】 (@Albi_BC_PR) December 13, 2021
早速獲得に乗り出したのは、独立リーグの新潟アルビレックスBC。「3年契約」「日本酒飲み放題」「新潟県産コシヒカリ食べ放題」という条件で獲得に乗り出すことを公式SNSで発表した。
拝啓 つば九郎様
追加条件、ご相談にのります。
連絡お待ちしております#つば九郎 #東京ヤクルトスワローズ #燕市 https://t.co/1kPSDJpHIt— 新潟県燕市 (@koho_tsubame) December 13, 2021
さらに、同じく新潟県の燕市は市の新たなポスト「チーフマーケティングバード(CMB)の就任」「つば九郎米2896g+スプーン&フォークの出来高払」「4年複数年契約」に加え、追加条件も検討の上獲得を検討している。同じ「ツバメ」繋がりとしても、なんとか“大物選手”を獲得したいところなのだろう。
#つば九郎 さんがFA宣言をされたとのことで、遅ればせながら鈴鹿サーキットも条件を提示したいと思っていますが・・・
「国際レーシングコース走り放題 ※ただし営業時間外に限る」
「タイヤカスさきいか食べ放題」
ぐらいしか思いつかなかったので、皆さんアイディアください。 pic.twitter.com/7HNg4rnzU6
— 鈴鹿サーキット (@suzuka_event) December 17, 2021
さらに、世界的に有名なレーシングサーキット「鈴鹿サーキット」もSNSで条件を提示。「国際レーシングコース走り放題 ※ただし営業時間外に限る」「タイヤカスさきいか食べ放題」という条件で提示の見込みだ。
G-SHOCKは、FA宣言した #東京ヤクルトスワローズ #つば九郎 さん獲得に向けて動きます
オファー内容は、添付資料の通りです。 pic.twitter.com/okZe7PqjY4— G-SHOCK (@GSHOCK_OFFICIAL) December 15, 2021
うちのお兄ちゃんと、1年間の条件付きトレードをお願いします。
東京タワー展望台を、住居としてご提供致します。
年俸33,333円お支払いします。#つば九郎FA
https://t.co/AqsVtiDoB4 #アメブロ @ameba_official— ノッポン弟(TOKYO TOWER 公式) (@nopponotouto) December 13, 2021
その他、G-SHOCKや東京タワーなど他業種の有名どころからのオファーが続くつば九郎。話題の少ないストーブリーグで「一人勝ち」とも言える状態となっている彼が、どの団体を選ぶのか注目したい。