日米「2+2」オンラインで開催へ 首相訪米意欲も「相当厳しい」
来月7日にアメリカで開催予定だった外務・防衛閣僚会合「2+2」がオミクロン株の感染拡大の影響で、オンライン形式での開催に変更されることが分かりました。
政府関係者によりますと、「2+2」がオンライン形式で開催されることを受け、岸防衛大臣の訪米は見送られる方向です。ただ、林外務大臣は来月4日からニューヨークの国連本部で開かれる核拡散防止条約=NPT再検討会議への出席にむけ、ぎりぎりまで調整を進めています。
一方、岸田総理は来月17日の通常国会までに訪米し、バイデン大統領との会談をめざしていますが、複数の政府関係者は「オミクロン株の影響で相当厳しい」との見通しを示しているほか、アメリカ側からも「バイデン大統領も高齢のため避けた方がいいのではないか」との意向が伝えられているということです。