どうやら来年はイラン核問題の正念場になりそうですね
本日もイランの核開発関連のニュースはかなりあり、何処までが警告(恫喝)の部類で、どこからが本音の部類か分かりかねますが、どうもこれらの記事を読んでいると、事態はかなり切迫しつつ感じを受けます。
・al asharq al awsat net 等は、イラン原子力庁長官が、イランはウラン燃料を自国で生産可能となったと語った報じています
これは彼がロシアのスプートニク通信に25日語ったところで、それによる彼はイランが核燃料を自前で生産できることとなったとして、それをブシェール原子炉に使用すべくロシアの同意を求めているが、ロシアに対する関連の負債を返却したので、ロシアの同意が得られることを期待していると語ったとのことです。
但し、彼は同時に、イランはその必要とする以上のウランを製造するつもりはなく、ウラン濃縮は60%以上とする意図はないとした由
・記事は同時に、ライ―シ大統領が、イランとしては、その安全を脅かす勢力に対しては断固たる懲罰を加えることに躊躇せず、その能力があることは、最近の革命防衛隊等の大規模軍事演習が示したところであるとして、イスラエル等に警告したと報じています
・他方lal qods al arabinet は25日、イラン通信等が国内のネット等に対して、イスラエルのディモナ核施設コンプレクスに対する攻撃を模した動画を流して、ディモナは完全に破壊されたとする評価も流していたと報じています
(ディモナに対する警告・・恫喝…はこれまでにもあったと思います)
رئيس ≪الطاقة الذرية≫ الإيرانية يؤكد قدرة بلاده على إنتاج الوقود النووي | الشرق الأوسط (aawsat.com)
إيران تنشر فيديو يحاكي قصف مفاعل ديمونا النووي الإسرائيلي بالصواريخ والمسيّرات- (شاهد) | القدس العربي (alquds.co.uk)