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今年も確認されたイバラトミヨ。背びれの前に8本のトゲがある。水産大学校の高橋洋准教授は「地元の保護活動を続けてほしい」という=11月26日、山形県東根市(柏崎幸三撮影)
自然豊かな山形県で、いまなお生きる氷河期の遺存種で?生きた化石?といわれる淡水魚、イバラトミヨが今年も確認された。東根市、天童市という県の内陸部で生きてきた絶滅危惧種だ。地元で続く保護運動に専門家は「イバラトミヨが生き続けられる環境の保全が何よりも大切」と指摘する。東根市で続く生息調査体長はわずか4~5?で、背に7~9本のトゲをもつ淡水魚のイバラトミヨは、寿命はわずか1~2年。雌の産卵後、雄が水草でつくった巣で卵が孵化するまで世話をする習性をもつ。 全文
産経新聞 12月30日 12時15分