北京冬季五輪組織委「東京の経験いかし新型コロナ対策のための施設追加も検討
中国・北京の冬季オリンピックまであと半年。大会組織委員会は、東京大会の経験をいかしたコロナ対策を検討していると明らかにしました。
「北京にあります、こちらの大規模な工場の跡地なんですけれども、実はここは今、冬のオリンピックの大会組織委員会の事務所が入っている場所となっているんです」(記者)
来年2月開幕予定の冬季オリンピックの組織委員会は30日、会見で、12の競技場はすべて完成し、風力などによるグリーンエネルギーを100%使用しているとアピールしました。
その上で、東京大会の経験をいかし、新型コロナ対策で競技場に隔離用の通路や部屋、トイレなどを新たに追加することを検討していると表明。選手に対する防疫措置や観客への対応策などについても東京大会の結果を分析した上で検討したい考えとみられます。