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今回はももいろ歌合戦の話。
この話をしておかないと、新年あけましておめでとうの話が書けない気がして。
でも、実は書きたいことはほぼツイッターに書いちゃってるんだよなぁ。

新大阪でまずは腹ごしらえ。
8時間の長丁場だから、お昼前にがっつり食べておきたい。
新大阪駅の2Fにあるカレーショップサンマルコでカツハヤシを注文。
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ここのハヤシライスが好きでよく食べてたので、それを思い出した。
変わらず美味い。

雪のため少し遅れているとのことで、何回も新幹線の予約を変更しながら、なんとか1時間前に東京駅に到着。
そこから皇居の周りを歩いて日本武道館へ。
約30分、毎年恒例にしたいと思うほどの行程だった。

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連れのチケットで入場。
席はアリーナ席で、舞台上手側。
ちょうど10mほど前に紅組の司会席が見える。
ちょっといやかなり期待。

歌合戦の様子はネットメディアでいろいろ紹介されているので、ここでは割愛。
主に現場で感じたこと中心で。
まずは紅組司会席のこと。
玉井さんもあーりんも司会席にいて少し手が空いたときは、客席に手を振ってくれたり微笑んでくれたりとサービス満点でこれは嬉しかった。

玉井さんで言えば、CZ’21という小学生男子のグループがそのパフォーマンスを終えて、トークの準備に来た時の様子が印象的だった。
もう完全にお姉さんというか先生だね。
隣の子に話しかけながら事前打ち合わせ的なことをしてたんだろう、でもステージ上ではまだパフォーマンスしてるから、よく聞こえないのか、ちょうどその男子の口元に耳を寄せながら話を聞いていたんだが、その様子がとても良くて、その男子そこ変わってくれよと内心思った。
絶対いいにおいしただろうなぁ。

あとライトが当たってないときはよく台本をチェックしてたなぁ。
紅組の司会でもあるんだけど、総合司会の東京03飯塚さんをしっかりサポートしながら、白組含めて全体も把握してる感じだった。
それはカメラが白組の司会席を映してる時もときどき玉井さんの声が入っていることを後で確認できたので、多分そういう役回りだったんだろうと思う。
ま、あーりんはいろいろと出番も多かったしね。
白組の年長組はそういうの向かないし。

あ、司会席に来るゲストは予めライトが当たってない段階からわかるんだけど、一番のサプライズは、やはり錦鯉だったね。
長谷川さんってシルエットでもう長谷川さんなんで、すぐわかったし、もうわかった瞬間ありがたさしかなかった。

ステージの様子はあまり細かいところまでは確認できなかったので、パフォーマンスはやはり歌中心で見ていた。というか聴いていた。
その中でやはり感動したのは、
まずは加山さんの登場と「旅人よ」のパフォーマンス。
登場してすぐ涙が出た。
そして演目が旅人よと聞いてまた泣けた。
一番好きな曲なのだ。
後ろでバックコーラスをするももクロちゃんたちからも、本当にリスペクトと、ちょっと加山さんに失礼に当たるかもしれないが見守る感じが伝わってきた。
来年もどうかお元気でまた歌いに来て欲しい。

次に感動したのは、アニソンメドレーの西川さんのMetor。
そのイントロが流れた瞬間あまりのかっこよさに震えた。
そして圧巻のパフォーマンス。
本当に痺れた。

センターステージでのDa-iCEもよかった。
レコ大伊達じゃなかった。
圧巻のボーカルだった。
やはりハイトーンボイスは突き抜けるのよ。
その場の空気を一瞬で変えるしこちらの心に突き刺さる。

そして百田さんですよ。
最後のMOAでの歌唱。
これには圧倒された。
なんと言ってもビブラートの完璧さ。
まさにパルスのような強さとブレなさ。
いつだったか実音先生が言ってた「強いビブラート」の完成形だ。
波形で見ると多分完璧な正弦曲線なんじゃないかな。

そして最後、やはり五木さんの契り。
生で五木さんを見るのは初めてだったが、これが本物かと。
他の音が一切消え去り、あるのは五木さんの声だけ。
それが世界のすべて。
終わってからしばらく拍手が鳴り止まなかった。

でもね、現場で一番震えて痺れて興奮して泣いたのは、りんりんとシッキンさんとのコラボダンスパフォーマンス。
りんりんと書いたけど、見てたのはほぼ玉井さん。
一瞬たりとも玉井さんから目を離すものかと食い入るように見た。
衣装もシッキンさんと合わせており、それもあってか見事な一体感。
華麗なる復讐の歌唱も素晴らしく、マイクを置いてからの、「紅組勝つぞ~!」と叫びながらセンターステージに走り込む様子に、声にならない叫びを上げた。
いやちょっと漏れてたかも。
それほどの高揚感。
そしてそこからの圧巻のダンスパフォーマンス。
息もつかせぬ激しくも高速なダンス。
シッキンさんの動きに全く遅れることなく食らいついていく。
鬼気迫ってるんだけど美しくて。
終わったあと声出しちゃいけないってことほぼみんな忘れて歓声が上がってた。
後でアーカイブ見返してもここだけだね、観客の歓声が入ってるの。

実に8時間。
自分でも驚いたが全くそこから動かず。
というか動けず。釘付けだった。
それほど力のあった歌合戦だった。

ただまぁ、テレビ中継が入ってからはCMの関係で、現場のテンポが間延びしたのは仕方のないところだろう。
そう考えると地上波進出はいい面もたくさんあるんだろうけど、現場からするといろんな制約もまたあるんだろうなぁ。

まぁ最後はいろんな美しさを見せてくれたオシの写真を貼っておこう。

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