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仕事や家事はこれ以上頑張ることができない。限界。

努力しているのに成果が出ない。

全力を出さないと仕事や家事は終わるわけがない。

そんな考えの人には改善できる思考法が書いてあります。

 

仕事をするなら成果を出したいです。

成果を出すことで、給与が上がったり、周りに認められたりします。

しかし、残業が多いと自分の時間が少なくなり、自由な時間がなくなります。

これが続くと仕事のみの人生となり、ストレス発散が難しい状態になります。

こうした残業が多いと自分の仕事が追いついていない事が考えられます。

仕事を頑張りすぎても成果が出ないことも多いです。

 

今回のエフォートレス思考を取り入れることで、

仕事の時間は減って

仕事の成果は変わらず出て

自分の時間は増えて

家族との時間も増えます。

 

そんな夢のような考え方がこの本には詰まっています。

ぜひ、読んで気になる人は買って読んでみてください。

前作のエッセンシャル思考もレビューしています。

 

エフォートレス思考では努力少なく成果を大きくすることを目的としている

エフォートレス思考①
引用:Amazon
エフォートレス思考の要約

前作のエッセンシャル思考で何をやるか優先すべきことを見つける事ができる。

今作のエフォートレス思考でどのようにやるかを考え、無駄な努力を減らし成果を最大限とする方法。

エッセンシャル思考で見つけた優先すべきことはジャンルが違えば多くなる。やることを絞っても忙しいときにエフォートレス思考でやり方を見つける。

エフォートレス思考の順

⇨精神を整える。

 1. 頑張り過ぎない(苦労する成果は継続ができない)

 2. 業務×楽しいを組み合わせる(例:音楽×家事)

 3. 不足思考から充足思考へ(ネガティブからポジティブ)

 4. 体調を整える(よく寝ること)

⇨行動をする。

 1. 1分間で目標を設定する(数字などを用いて完全に作る)

 2. 手順を限界まで減らす(やらないことを増やす)

 3. やってみる回数を増やす(ミスをして修正するならやる回数を増やすこと)

 4. スムーズに動く(全力は燃えつき症候群になる)

⇨しくみ化をする。

 1. 知識を身に付ける(読書が最大の成果を得る方法)

 2. 物語が人に記憶が残りやすい(難しい言葉×、シンプルに)

 3. 勝手にまわるしくみを作る

 4. 人を信じる

 5. 根本的な問題から解決する

この中でも気になったら部分を書きます。

私の生活に取り込んだ例も出します。

 

エフォートレス思考は筆者本人の体験からできている。頑張れば成果はあるのか?

ここで説明することは、エフォートレス思考の大原則です。

「 大事なことは最大限頑張らないと手に入らない 」

今まで頑張ってきた人はこの考え方が体に染み付いているでしょう。

 

もし、あなたは誰よりも仕事や家事を頑張る人で、休むことなく働き続けていると考えてください。

 

睡眠時間を削ってやれるだけやる。

自分の体に異変が起きても、気のせいと思いながら働き続ける。

 

必ず訪れる結果は、体の限界

 

それでもあなたは頑張ろうとします。

なぜなら頑張って働けば、どんな問題も解決できると考えているからです。

 

結果はどんなに頑張ったところで、利益はマイナスでした。

 

ではどうするか

選択肢は3つです。

1.このまま死ぬまで頑張り続ける

2.成功をあきらめて楽な仕事をする

3.頑張らない働き方でうまく成功を手に入れる

今回のエフォートレス思考は3つ目の選択肢です。

 

少し長いですが、素晴らしい文章がありました。

 

 くたくたに疲れていなければ、サボっていると言われる。

 つぶれるまで働かなければ、ダメなやつだと言われる。

 ゴールは限界を超えたところにあるみたいだ。

 頑張りが成果につながることは事実だ。だが、それには限界がある。あるポイントを超えると、いくら時間とエネルギーを費やしても、それ以上の効果は得られない。

 疲れれば疲れるほど、頑張りから得られるリターンは少なくなる。無理やり頑張りつづけた先にあるのは、燃えつきて起き上がれなくなった自分だ。

 つぶれるまで頑張ったのに、結局は何も得られない。

 見に覚えのある人もいると思う。今まさに、あなたがそんな状況にいるかもしれない。

 だが、ためしに逆のアプローチをとってみたらどうか。

 限界を超えて頑張るのではなく、もっと簡単な道をえらんでみたらどうだろう?

引用:エフォートレス思考努力を最小化して成果を最大化する

 

頑張りすぎず自分の体調を保ちながら行う業務量が適切であり最大の成果を得ることができます。

 

根本的な考え方から考えよう。目的に対する装飾はなしへ。

昔、私がプレゼンをするときは、

  • 見栄えをよくする
  • グラフを用いて説明する
  • アニメーションをつけて飽きないようにする

など、装飾をして説明をしていました。

 

こうしたほうが評価もよく、説明をみんな聞いてくれると思ったからです。

 

しかし、現実は違いました。

  • 相手が眠ければ寝てしまいます。
  • 相手が興味なければ見ません。

こうした大きな努力では小さな成果しかありません。

 

ここで変えたことはプレゼン資料を

  • 3色のみしか使わない
  • アニメーション×
  • グラフでなく数字のみ

にしました。

 

結果はとても評価がよかったです。

  • シンプルで目が疲れない
  • わかりやすい内容だから興味が出た

など感想をもらいました。

 

前者はプレゼンまで何十時間もかけて作りました。

後者はプレゼンまで3時間で作りました。

 

これこそ頑張らずに成果を最大化する方法です。

 

なぜなら「 プレゼンは相手に伝わればいい 」からです。

装飾などはいくらでも時間を書ける事ができます。

でも、それは相手にも伝わり、目や頭が疲れることです。

まずは目的ができれば良いと考えましょう。

 

同じ業務をするなら我慢⇨楽しくやる方法を考える

woman wearing white headphones

私は仕事が終わって帰ると多くの家事が待っています。

 

家事を淡々とこなすことができたらいいですが、なかなかやる気がでません。

毎日の家事は好きではなくむしろ嫌なことです。

でもやらなければきれいになりません。

このときに私はネックスピーカーで音楽をかけながら家事を行います。

好きな音楽を聴くことは楽しいです。

さらに歌いながら家事をこなせば嫌な事⇨楽しいことに変わります。

この方法を行うとあっという間に家事が終わります。

自分の好きなことをしている間に家事が終わる錯覚に陥ります。

重要なこと、大変なことは必ず辛いと思いこんでいる人は多いです。

でも、そんなことは思わなくてもいいんです。

 

「大変な作業をどのように楽しんでやるか」

 

この考え方で作業があっという間に進みます。

頭、体の疲れを取る方法は7時間以上寝ること。昔からの健康法は大事ってこと

エフォートレス思考を実行するには、心身ともに休むことが大事です。

単純に寝るだけでなく、睡眠の質も良くすることも大事です。

 

私としては睡眠の質を良くするならスタンフォード式最高の睡眠をおすすめします。

寝る90分前から入浴する。時間がなければシャワー。

裸足で寝る

7時間以上寝る時間を作る

寝る質を良くする方法の一部抜粋です。

 

目的としてはしっかり寝て睡眠負債をなくすことです。

 

今までのミスが嘘みたいに消えます。

寝るときに道具を使うと睡眠の質は良くなります。

 

極限まで手順を減らす。業務の速さよりもなくすことのほうが圧倒的に速い。

残業時間を減らすために、自分の業務を速くする手法は多くあります。

本を読んでスキルを得て業務を速くしても、残業自体が30分しか速くなりませんでしたってことはよくあります。

結局速くならなかったなってことになりがちです。

 

でも、その作業って本当に必要でしょうか?

どんなに小さな1歩も、0歩よりは煩雑だ。

引用:エフォートレス思考努力を最小化して成果を最大化する

 

業務が「速くなる」より「なくす」ほうが作業時間はかなり速くなります。

 

どれをなくせばいいかを考えるときはコツがあります。

それは、ゼロから考えることです。

目的を考えるときに、必要なことは何かを考えることです。

 

それに関して私は考えたことがあります。 

家族がテレビやスマホで運動会の動画を見せたい 考えたときの手順

家族がテレビやスマホで運動会の動画を見せたいと考えました。

スマホで運動会を見せるためには

1. 私がビデオカメラで運動会を撮る

2. 動画ファイルをラインで送るため、動画の拡張ファイルをMTS⇨mp4へ変換する

3. ラインで送りやすいようにするため、ダイジェストを作る

4. ラインで送る

この工程最低限必要です。

 

次にテレビで見るためには

1. PCにビデオを取り込む

2. PCとHDMIケーブルでテレビと繋ぐ

3. PCで再生

この工程が必要です。

 

しかし、目的はテレビやスマホで動画を見ることです。

 

これら工程はすべてなしで実現しました。

それはYoutubeに限定公開で動画を上げることです。

 

運動会などの動画はスマホで録画をします。

スマホで動画を撮れば、動画ファイルはmp4です。

そうすれば動画を変換する必要がありません。

 

次に動画をYoutubeで上げれば、ラインで送る必要はありません。

限定公開の場合、リンクが分かれば見ることができます。

 

さらに私のようにテレビでYoutubeを見ることができれば、いつでも動画をテレビで見ることができます。

 

これが手順をなくして目的を達成する例です。

手順を一旦なくして、何が必要かを考え直すことが大事です。

 

継続して業務をするほうが速い。一度にたくさんやりすぎない。

多くのことをやり遂げた人たちが一貫して行っていたことは、作業の上限を決めて行うことです。

 気分がのっているときに作業を止めるのは、直感に反するように思えるかもしれない。だが、実際には、そうした自制心こそが飛躍的な生産性の鍵なのだ。

 18冊ものべストセラー小説を書いたリサ・ジュエルは言う。

「自分のペースを守りましょう。各ペースを上げすぎると、脱線して道を見失います。たまにしか書かないでいると、勢いがなくなります。1日1000ワード程度が丁度いいペースだと思います」

引用:エフォートレス思考努力を最小化して成果を最大化する

 

この考えのとおりに勉強も最初は勢いがあるから1時間以上できます。

しかし、休憩を挟んだ次は疲れてしまい、30分しか続かない、もしくはもうやらない等の気持ちが出てきます。

 

このときにおすすめのやり方はポモドーロ・テクニックです。

ポモドーロ・テクニックとは

このテクニックではタイマーを使用し、一般的には25分の作業と短い休息で作業時間と休息時間を分割する。 1セットを「ポモドーロ」と呼ぶ。これは、イタリア語で「トマト」を意味する言葉で、シリロが大学生時代にトマト型のキッチンタイマーを使用していたことにちなむ。

具体的な手順は以下の通りである。

1. 達成しようとするタスクを選ぶ

2. キッチンタイマーで25分を設定する

3. タイマーが鳴るまでタスクに集中する

4. 少し休憩する(5分程度)

5. ステップ2 – 4を4回繰り返したら、少し長めに休憩する(15分 – 30分)

引用:Wikipedia

 

ポモドーロ・テクニックは昔から使われている手法なので、ぜひ使ってみてください。

 

 

しくみ化をして重要なことは考えずに動けるようにする

「文明の進歩は何も考えずに実行できる重要な作業の数を増やすことによって実現される」

これはつまり、「できるだけ多くの重要な行動を自動化すべき」ということだ。

引用:エフォートレス思考努力を最小化して成果を最大化する

 人は決断する回数が多いとメンタルエネルギーがなくなります。

 

一つ一つが軽いものだとしても決めることは体に負担がかかります。

 

こうした決断を減らす方法として、チェックリストが有効です。

 

毎日の業務をチェックリスト化をすると自分の業務量が見えてきます。

日々の業務が目に見えてわかる事とやっていないミスが極限までなくなります。

 

チェックリストの大きなメリットは、考える作業が事前に完了していることです。

考える事はすでに書き込まれているため、その場で判断をしなくても、毎回正しく実行することができます。

 

私もチェックリストは使用しています。

  • 日々の薬局で行う業務
  • 月末でまとめるデータ分析
  • 1年間で行う業務

を作って日々見て作業をしています。

 

これでやり忘れや突発的な講演会が入ったときでもおおよその時間配分を考えることができました。

 

最初に作るときに疲れますが、一度できたらチェックリストをみて動くだけなのでラクです。

 

エフォートレス思考は自分のやりたいことを実行するための考え方。自分の時間を増やすテクニック

私は家事をほとんどやります。

奥さんにはご飯を作ってもらって、他をすべてやります。

皿を洗って

お風呂を入れて

洗濯物を取り入れて

洗濯物を干して

家の掃除をして

と多くのことをやります。

 

日々のやることが多いと自分の時間ができません。

自分が疲れて切ってしまい、何もできないようになります。

しかし、家族のためにはこれだけ苦労をしないといけないと思っていました。

エフォートレス思考を取り入れることで「日々のやらないこと」を増やすことに成功しました。

そうすれば自分の時間を1時間以上増やすことはできます。

 

ぜひ、取り入れてやってみましょう!

睡眠については前からこだわっています。

しっかり寝るとパフォーマンスが変わります。

 

以上!おわり!

 

参考:エフォートレス思考

決断をミスする人は状況を4つに整理できてない

Wikipedia

 

The post 【エフォートレス】頑張れば仕事が片付くのは間違い。仕組み化をする努力をする人が成果を出す【エッセンシャル思考の続編】 first appeared on なおどらログ.