【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は3日、ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて、追加接種の対象を12歳以上に広げると発表した。2回目接種からの間隔も5カ月に縮めた。これまでは16歳以上が対象で、間隔は6カ月だった。
米国では新変異株オミクロン株が流行の中心で、昨年末には1日当たり40万人超の新規感染者が確認されていた。年末年始の休暇後、職場や学校に人が戻れば一層の感染拡大の恐れがあり、FDAは緊急使用許可の内容を変更した。
若年層では接種後、まれに心臓の炎症が起きることが知られている。
他社製ワクチンの追加接種の条件は変えなかった。