AMDは3日、デスクトップPC向けの次世代CPU「Ryzen 7000」シリーズプロセッサを発表した。CPUアーキテクチャがZen 4に更新された点が大きな変更点。またRyzen 7000では製造プロセスが5nmへと微細化される。Ryzen 7000ではソケットに関してもSocket AM5(LGA1718)へと更新される。これに伴いPCI Express Gen 5やDDR5メモリへの対応が図られているとのこと。実製品の製品発表や投入などは2022年後半になる模様(PC Watch、ASCII.jp)。
なお今回の発表では従来のRyzen 5000シリーズの新製品となるRyzen 7 5800X3Dも発表された。Ryzen 7 5800X3Dは、Zen 3のCPUコア(8コア/16スレッド)を搭載。96MBという大容量L3キャッシュを搭載している点が特徴。こちらは従来のSocket AM4に対応しており、BIOSアップグレードにより、販売中のマザーボードでも対応が図られる模様。発売は今春となっている。
またノートPC向け製品としては、Ryzen 6000シリーズを発表した。6nmプロセスで作られた「Zen 3+アーキテクチャ」のCPUコアとRDNA 2アーキテクチャのGPUコアを統合したAPUとなっている。統合型CPUとしては初めてリアルタイムレイトレーシングに対応する製品となっている。加えてMicrosoftが開発したセキュリティプロセッサ「Microsoft Pluton」も統合しているという(ITmedia)。
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