ポリツアーレブ インプレ レビュー 【柔らかく弾きの良いヨネックスポリ】

現行ヨネックスで最も新しいポリエステルガット。
トップ画像の日付を見ていただければわかると思いますが、半年ほど前に使用していたのにインプレをサボっていました。人によっては欲しい性能をまるっとカバーするポリエステルガットなので是非インプレをご覧ください♪

VCORE 98に50ポンドで使用してのインプレになります！

打球感は従来のポリっぽさはあまりなく個人的には面白いガットです。
ポリエステルガットとしては打球感は柔らかめです。
ですがもっちり後強く弾いてくれる感覚もあり、もっちりしすぎていて重たい打球感ではなく軽快に弾く感覚もあります。
硬めの打球感で強くボールを弾くガットはたくさんありますが、柔らかさを追求しつつ弾き感もあるガットで、柔らかさと軽さの両方が欲しいという方にはなかなかに面白いガットであると思います♪

球質の重さという意味ではそれに特化しているガットと比べてやや軽さを筆者としては感じていますが、
打球感が柔らかめのポリの中で考えると十分に速い球足のボールが打ちやすいガットではないかと感じています。

球速が出るのでボールの伸び自体もガットの柔らかさを考えると伸びも出やすいガットであると思います。

強くインパクトする人ならば他のしっかりとボールに自分のパワーを伝えられるガットの方が伸びが出やすいと感じられる方もいるかもしれません。

初中級でそこまで強くボールにコンタクトしないという方には柔らかさとボールスピードどちらのアシストも強く感じられると思います♪

スピンアシスト性は高いといえます。
ガットが大きく動いているのを感じ、弾道を自然とあげてスピンアシストで落としてくれるイメージを持ち、
ネットミスが多いという方には特に恩恵のあるスピンガットだと思います。

筆者の経験上、ベースライン付近でキュッとボールが落ちてくれたので、思い切ってスイングできるガットです。

打球感は柔らかくボールを包み込んだのちはボールをしっかりと弾いてくれるガット。
高弾道でボールを持ち上げスピンアシスト性の高さからベースライン付近でボールが落ちてくれる。

張りたての使用感の良さは非常に素晴らしいガットです。
もちろんどんなガットでも劣化をすればプレーに影響は出るのですがレブの場合筆者はボールが抜ける感覚を強く感じました。

今まで落ちていたボールがアウトする。
フラットで打ったボールがライナーでアウトする。筆者の実力不足のところもあるのですが、テンションを大きくロスしたのちはスピンアシスト性が著しく落ちる印象を持っています。

競技レベルでガンガンとやる人はこの劣化を感じた時に張り替えのポイントになると思います。
テンション維持はあまり良くない印象なのでテンションは低すぎない方が長く楽しめそうです。

ガットの消耗が少ない方はよく飛んでボールが落ちてくれるガットなので楽しくテニスをできるのではないかと思います♪

ポリツアープロとポリツアーレブは特徴はポリ全体で見た時に近いものがあると思います。
共通している特徴は打球感の柔らかさとボールの持ち上がり。

異なるのはポリツアーレブの方には柔らかな打球感後の弾き感とスピンアシスト性の高さです。

ポリツアープロの方がもちっとした打球感を感じられると思います。

ブラストとポリツアーレブは打球感の軽さではある程度にかよったものを感じます。
ですが、ボールの持ち上がり、打球感の柔らかさ、スピンアシスト性では個人的にはレブの方が張りたてのアシスト感を感じられます。

ブラストの方がアシスト性が少ないですが、自身のボールのパワーを伝えられるのでアシスト性が欲しいという方はレブ。

ある程度軽い打球感で自分のスイングのパワーを伝えたいという方はブラストの方が良いかもしれません♪

ハイパーGとポリツアーレブの共通点は高いスピンアシスト性です。
どちらもかなりスピンアシスト性に優れたポリだと思いますが、違いとしては
ハイパーGの方が打球感がシャープでパリッとしている点です。

レブの方が柔らかく少ない力でボールを飛ばすアシスト性を感じられるので
スピンアシスト性が高いガットを使いたいという場合は
ガットの力を借りたい場合はレブ。
自分でもしっかり打っていきたいということでしたらハイパーGという選択が良いと思います♪

打球感が柔らかく弾道を上げてくれるガットなだけに反発力が少ないフレームにあうガットです。
またプレーをしていてネットが多いという方やスピンをかけるのが苦手という方にはそういった面でガットが手助けもしてくれます。

ただ、テンションロスはガット全体で強めではあるのでガットを消耗する打ち方の方はそこそこのテンションで張り上げた方が無難と思います。

そこまでガットを消耗しないテニスであればガットの気持ちよさを感じてほしいので高すぎるテンションよりは気持ち低めでもいいですね♪