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皆さんはマウスパッドを選ぶとき何を重視していますか。実はマウスパッド選びはマウス選びと同じくらい重要で、値段や見た目だけで決めてしまうと大抵失敗します。

失敗しないためには上手い人の真似をするのが一番です。そこで今回は、

  • マウスパッドを買い替えたい
  • 自分に合ったマウスパッドが分からない
  • 上手い人が何を使っているのか知りたい

このような方の参考になるように、プロゲーマーに人気のマウスパッドをゲーム別、センシ別にまとめてみました。ついでにマウスパッドの選び方もざっくり解説していきます。

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ゲーミングマウスパッドの選び方

マウスパッドを選ぶときに注目するポイントは主に次の3つです。

  • 布タイプorハードタイプ
  • 滑りやすさ、止めやすさ
  • サイズ

操作面では布タイプの方が優れている

FPSでは細かいエイムコントロールが必要とされるため、止めやすさの面で布タイプの方が圧倒的に操作しやすいです。ハードタイプは初動の軽さが魅力的ですがかなり止めづらく、余程特殊な理由がない限りおすすめしません。

それぞれの素材の特徴は次のようになります。

布タイプの特徴

  • そこそこ滑り、止めやすい
  • ソールが削れにくい
  • 湿気と劣化で滑りやすさが変わる
  • 汚れやすいので手入れが大変

ハードタイプの特徴

  • 初動が軽く、滑りやすい
  • 劣化が少なく手入れが簡単
  • かなり止めづらい
  • ソールが削れやすい

滑りやすさ・止めやすさのバランスが大事

基本的に滑りやすいマウスパッドは止めづらく、止めやすいものは滑りづらいです。これら2つの要素のどちらかが突出しているとエイムが難しくなります。

この2つのバランスがとれていて操作しやすいマウスパッドは布系のものに多いです。それはプロゲーマーの9割以上が布系マウスパッドを使っていることから証明できます。

また、布系マウスパッドでは厚みがあるほど、重みをかけたときにマウスが沈み込むので止めやすいです。このようにマウスパッドの厚さによっても止めやすさは変わってきます。

サイズ選び「大は小を兼ねる」

マウスパッドはサイズ選びも重要です。FPS初心者の人にありがちなのが、マウスパッドが小さいせいで気が付かないうちにハイセンシになってしまっていることです。

ハイセンシが悪いというわけではありませんが、ほとんどの場合はミドルやローの方がエイムが安定します。自分に最適のセンシが分からないうちは、後からセンシを下げたくなった時のために大きめのサイズを買っておくといいかもしれません。

縦30cm×横40cm以上あれば大体のセンシで問題ないでしょう。

プロゲーマーに人気のマウスパッド【ゲーム別】

マウスパッドの種類が多すぎて何を使えばいいのか分からないという方は、とりあえずプロの真似をしてみるのもいいかもしれません。

ゲーム別にプロの使用しているマウスパッドを3位までまとめたので是非参考にしてください。ゲームごとに人気のマウスパッドやセンシ設定が違うといった面白い結果になりました。(参考にしたサイト: https://prosettings.net/ )(7月8日時点での統計)

CS:GOのプロが使用するマウスパッド

CS:GOプロのセンシ統計

ローセンシプレイヤーの多いCS:GOでは、止め重視のマウスパッドであるQCK heavyとG-SRが人気のようです。特にQCK heavyは厚みが6mmもあるので止めやすさでいえば随一の性能です。

この2つは使用人数こそ同じですが、ミドルセンシではG-SRの方が、ローセンシではQCK heavyを使用している人が多いようです。

Fortniteのプロが使用するマウスパッド

Fortniteプロのセンシ統計

Fortniteでは日本であまり有名ではないGlorious PC Gaming Raceを使用しているプロが一番多いという結果になりました。

建築など素早い操作が必要となるFortniteでは、滑りやすいマウスパッドが好まれているようです。また、ランクインはしていないもののSteelSeries QcK XXL (15人)など、机全体に広げられるサイズのマウスパッドの人気もありました。

Overwatchのプロが使用するマウスパッド

Overwatchプロのセンシ統計

OverwatchではG640の使用率が圧倒的に高く全体の40%という結果になりました。これはさすがにスポンサーの影響も強いと思いますが、これだけのプロがこれを使って結果を残しているので性能が良いのは間違いありません。

やはりハイセンシプレイヤーの多いゲームでは、G640など滑りやすいマウスパッドが好まれるようです。

PUBGのプロが使用するマウスパッド

PUBGプロのセンシ統計

ミドル~ローセンシプレイヤーの多いPUBGでは、Fury S Pro 、G-SR-SEなどやや滑りやすいくらいのマウスパッドが好まれているようです。

G-SRとG-SR-SEを比較すると、滑りやすさでは後者、止めやすさでは前者の方が優秀です。

 
なぜかバトロワ系のゲームではHyperX Fury S Proを使っている人が多いですね。

Apex legendsのプロが使用するマウスパッド

Apexプロのセンシ統計

ハイセンシプレイヤーの多いApex LegendsではやはりG640が人気です。

Overwatchと同様でトラッキングが重要視されるゲーム性なので、滑らかなエイムができるマウスパッドという点ではG640が一番なのかもしれません。

※最近リリースされたゲームなのでサンプルにできるプロの人数は少なかったです。

R6Sのプロが使用するマウスパッド

Rainbow Six Siegeプロのセンシ統計

R6SではQCK+を使用している人が圧倒的に多いという結果になりました。特にハイ~ミドルセンシのプレイヤーに人気があるようです。

一昔前は、マウスパッドといえばSteelSeriesって感じだったので2つランクインしているとなんだか安心します。というかほとんどでランクインしているG640はどんだけ化け物なんだ…。

統計からみたセンシ別おすすめマウスパッド

続いてはプロのセンシ設定別に人気のマウスパッドをハイセンシ、ミドルセンシ、ローセンシとそれぞれ3位までまとめてみました。自分のセンシに合わせてマウスパッドを選びたい方は是非参考にしてください。

180°振り向くのに必要な距離で次のように定義するのをよく見るのでこれを基準にします。

~5cm – ウルトラハイセンシ
5cm~10cm – スーパーハイセンシ
10cm~15cm – ハイセンシ
15cm~20cm – ミドルセンシ
20cm~25cm – ローセンシ
25cm~30cm – スーパーローセンシ
30cm~ – ウルトラローセンシ

ハイセンシ向け:Logicool G640 (63人)

サイズは460×400×3mm。表面はさらさらできめ細かく、滑りが重視されたマウスパッドです。ロー、ミドル、ハイ全てのセンシで人気が高くて、特にハイセンシプレイヤーに好まれる傾向が強かったです。

全体の使用率でみても1番高く、とりあえずおすすめするならコレといったマウスパッドです。価格も2,000円代と比較的安いのもGOODです。

ミドルセンシ向け:Zowie G-SR (40人)

サイズは480×400×3.5mm。滑りよりやや止めが重視されたマウスパッドです。滑りと止めのバランスが良く、ミドルセンシプレイヤーの間で人気が高かったです。

zowie製品全般に言えることなのですが、若干価格が高いのが難点。

ローセンシ向け:SteelSeries QCK heavy (68人)

サイズは450×400×6mmで、他のマウスパッドより厚さが2倍近くあるのが特徴的です。この厚みのおかげでマウスが沈み込みやすく、止めたいところでぴったり止めることができます。止めを重視している人には特におすすめしたいマウスパッドです。

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まとめ

今回は、プロゲーマーの使用するマウスパッドをまとめてみましたがいかがだったでしょうか。プロはスポンサー絡みでデバイスが縛られているところもあるので、必ずしも使用率=人気という訳ではありませんが、参考にはなると思います。

最後は単純にプロ全体での人気ランキングを6位までまとめてみました。

 
個人的には全体で6位の Zowie G-SR-SE が良く滑る割には止まるのでお気に入りです。