こんにちは、山田ハヤオです。Alter Linuxの開発者です。
前回の20210715での正式リリース、20210718での修正リリース以降の3回目のリリースです。
ビルドスクリプト AlterISO 3.1への機能強化が主な更新です。
ダウンロード
公式サイトからダウンロードできます。
React App
Web site created using create-react-app
Gnomeについて
[update] : Added gnome channel to fullbuild list
上のコミットでわかるようにGnome版も今回リリース予定でした。
(現に20210811のアルファテストではGnomeビルドも公開されていました。)
が、リリース直前でインストール後にGUIが起動できないというバグが判明したので急遽延期します。
次回のイメージファイル更新の際にはGnome版も出せるようにします。
もうしばらくお待ちください。
リリースノート
以下はGitHubと同じリリースノートです。
特徴
8月のイメージファイル更新です
- Gnome版の配布を開始
- Gnomeチャンネルが32bitに対応
- その他、スクリプトのマイナーな修正
変更点
Gnome
- i686アーキテクチャをサポート
- 古い
arcmenu
のdconf
を削除 - Windowsキーによるショートカットをサポート
Activities
ボタンを表示する
全てのGUIチャンネル
- GUIのディスク管理ツールを
share-extra
から削除
全体
kmscon
モジュールを追加(全てのチャンネルで未使用)- プリセットのコメントアウトをサポート
- ライブ環境のpacmanで色をつける
ビルドスクリプト
yay
の依存関係であるgo
をキャッシュからインストールする(pacstrap
を使う)--add-module
による追加のモジュールのロードをサポート- 並列ダウンロードの数を8に変更
customize_airootfs.sh
の引数の処理で変数の代わりに配列を使用- 関数の実行前に作業ディレクトリを全てアンマウントする(以前は関数の実行後だった)
- 生成される
customize_airootrfs.sh
に元のスクリプトのファイル名をコメントとして追加 _systemd_serivice
関数を_safe_systemctl
に名称変更_safe_systemctl
にて、ユニットがdisabled
の場合にのみenable
を実行する_chroot_run
関数をarch-chroot
の終了コードで終了させることで、異常終了時に適切な行数をデバッグメッセージとして表示しますmake
のターゲット名を変更make DEBUG=true
をサポート--nogitversion
を追加build.sh
の引数解析を書き直した
その他
aur.sh
の無駄な出力を削除- READMEの順番を変更(ダウンロードを上に移動)
- 無駄な
if
文を削除 make clean
時にデバッグメッセージを表示alteriso-info
にモジュール一覧を追加
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