この記事はこんな方にオススメ
- 異動を考えている
- 異動するときに、今の職場にどのように異動を伝えようか不安
転職の契約が終わるまでは、今の上司に次の異動先は伝えないのがオススメ
という話をご紹介します。
転職は簡単ではありませんが、一生に一度きりの一大事でもありません。
自分の異動するという方針を貫きたいといってもこじれてしまっては嫌な気持ち。
これからの人生で、今の職場の同僚と顔を合わせることもあります。
その時にいい人間関係で、仲良く昔の仲間として話ができる状態であることがオススメです。
今の上司に異動先は伝えない
異動先との契約が済むまで、またはほぼ確定するまでは、異動自体を今の職場に伝えない方がいいです。
ましてや異動先もぎりぎりまで言わないでおくのがベター。
上司に異動することを伝え、異動(今の職場の退職)の時期を決めるときにもできたら異動先を伝えない方がいいです。
いろんな職場環境があると思いますが、人不足の時に自分が抜けて困る環境ならなおさらです。
そんな職場では、
- 上司
- 同僚
ともに自分が異動してほしくないと思っている人が多いでしょう。
そうすると、周囲から
- 何とかして残ってほしい
- 異動する時期を延ばしてほしい
- かわりとなる選択肢を提案する
という希望・行動が起こります。
そのうえに、今の職場の上司・同僚が、異動先の上司に(直接・間接的に)連絡して同じようなことを依頼する恐れさえあります。
人不足であれば今の上司に悪気はないと思いますよ。
つまり話が複雑にならないように、こじれないように今の職場の上司に異動先は伝えないのがオススメです。
もっとも、
仮に異動先の名前を教えてしまったとき、慰留するようにお願いされてもそこで自分の考えが翻(ひるがえ)らない自分のしっかりとした決意があるのが前提条件です。
- 翻るくらいの決意なら異動はもう少し考えてからがいいでしょうし、翻ってしまうとその後に職場での人間関係も複雑になるでしょうから。
- 自分の意思をしっかりとしておくことは、今の職場とともに異動先の上司・同僚に対しても、失礼にならないために重要です。
異動先から、今の職場の上司に問い合わせがある職場もある
異動を考えているときに、その異動先の職場が、これから雇おうとしている人がどんな人かを確認するために、今の職場に電話連絡を入れるということもあり得ます。
すると
- 異動を考えていること
- 異動先
が今の職場に伝わってしまいます。
まだ移動先を今の職場の上司に伝えてないことを、異動先の上司や人事担当者と意思疎通を図っておく必要があるでしょう。
今の上司に次の異動先を聞かれたときにどう答えるか?
異動の時期を決めるとき、異動の話を上司にするときに、「次はどこの職場に行くの?」と普通に聞かれます。
その時に、どう答えますか?
その場で答えるよりも、あらかじめ答えを準備しておくのがオススメです。
例えば
「まだ確定していない大事な時期のため、異動先の名前を伝えるのは控えたい(控えさせてほしい)」と頑(かたく)なに返事したり。
さいごに
転職の契約が終わるまでは、今の上司に次の行先は伝えない
をオススメする記事でした。
あくまでも基本的な考えですし、もちろんケースバイケースで伝えてもいい状況もあるでしょう。
その際にも、伝えることでどんなことが起こるか、その時に自分はどうするかを考えておくことをおススメします。
準備していなくて、その場の雰囲気や感情で答えてしまうと、結果的に話がこじれる原因になります。
自分だけでなく、関係する人々への礼儀だとも思っています。
自分の意思でわたしも異動しましたが、異動は簡単なことではありませんが、かといって一生に一度きりの一大事でもありません。
大事なことは、自分の決意だと思っています。
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