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2010年5月、みずほフィナンシャルグループは、8000億円規模の増資を発表。併せて懸案だった3会長の退任も発表して「変革」を前面に打ち出した。他メガバンクに比べて劣っている資本力や収益力で巻き返しを図る構えで、その姿勢はあくまで強気だった。しかし一方で、危うさも透けて見えていた。