射撃男子エアピストルで金メダルを獲得したイラン代表ジャバド・フォルギ(41)が、米国がテロ組織とみなすイラン革命防衛隊に所属しているとして、人権団体などから国際オリンピック委員会(IOC)は五輪出場を認めるべきではなかったとの批判が出ている。英メディアなどが31日までに報じた。
亡命した在外イラン人らでつくる人権団体「ユナイテッド・フォー・ナビド」は声明でIOCにフォルギに対する調査を要求。IOCのアダムス広報部長は「証拠があるなら提出してほしい」と述べた。
メディアによると、フォルギは革命防衛隊の看護師としてシリア内戦に従軍した。