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<p>水曜日から強い冬型の気圧配置 日本海側大雪のおそれ 入試でも問われた雪雲の特徴(気象予報士 佐藤 匠)</p><p>【水曜日から強い冬型の気圧配置 日本海側大雪のおそれ 入試でも問われた雪雲の特徴】 あさって12日から14日頃にかけて、日本付近で冬型の気圧配置が強まる予想です、日..</p><p>あさって12日から14日頃にかけて、日本付近で冬型の気圧配置が強まる予想です、日本海側は雪が強まり、積雪が急に増えたり、猛吹雪となるおそれがあります。</p><p>温泉を例にすると、寒ければ寒いほど、お湯の水面からより湯気が立ちます。日本海でも海面水温が高いところに、強い寒気が流れ込むと、その分空気に水分が供給され、雪を降らせる雲が発達しやすくなります。 また、今回もJPCZ(日本海寒帯気団集束帯)といわれる、風のぶつかり合いが日本海上で発生する可能性があります。より発達した雪雲が陸地にかかる可能性もあるため、最新の情報に注意して下さい。 大学入試でも問われた冬型の気圧配置 今週末は大学入学共通テストが実施される予定です。共通テストの教科の中には、気象などを扱う「地学」という教科があります。地学の過去の問題をみてみると、あす夜から予想される「冬型の気圧配置」をテーマとした問題が出題されていました(※)。 実際に出題された天気図は省略していますが、冬型の気圧配置のとき、どのような現象が起きるかを問う問題です。上の解説の中でお話させていただきましたが、海上から水蒸気を受け取り雪雲を発生させることから、4番が正解です。 地学はマイナー教科で受ける方は少ないかもしれませんが、受験される方が当日に力が発揮できるよう、応援しています。試験当日の最新の天気情報は、tenki.jpでご確認ください。 ※引用した問題は、共通テストの前身であるセンター試験から。</p>