もっと詳しく

初めに

突然ですがあなたはどうやってパスワードを管理していますか? ほとんどの人はGoogleの自動同期サービスを利用しているんじゃないかなと思います。 私はそういった自動同期サービスに頼るのはあまりプライバシー的によろしくないと思い、最近KeePassという名前のパスワードマネージャーを使い始めたので少し紹介させてください。

KeePassとは

KeePassとはオープンソースのパスワードマネージャーです。 データベースは暗号化された上でローカルに保存されるので安全性が高いです。またオープンソースなので悪意のあるコードが混入しにくいというメリットもあります。ただ同期機能は付いていないので同期を行いたい場合は後述するSyncthing等の同期を行うソフトウェアと併用する必要があります。

使ってみる

KeePassにはいくつかのフォークが存在していて、私はKeePassXCというものを使っているのでこれで説明します。

Arch Linuxでのインストール方法

sudo pacman -S keepassxc

Windowsの方は下記のリンクへ

Download – KeePassXC

起動するとこのような画面になるのでデータベースを新規作成します。

データベース名と必要であれば概要も入力します。

ここはお好みでどうぞ

パスワードだけを使って保護することも可能ですが、できるだけキーファイルを設定したほうが良いと思います。 またハードウェア認証デバイスであるyubikeyでの認証にも対応しています。

設定が終わるとこのような画面になります。

データベース内では、カテゴリごとにパスワードを分けたりなどgoogleなどのパスワードマネージャーに比べてできることが多いです。またブラウザに拡張機能を入れることで自動入力なども可能です。

データベースを複数のデバイスで同期させる

パスワードマネージャーを移行しようと思ったときに一番問題になるのがどうやってデータベースを複数のデバイスで同期させるかという点です。これを解決するのがsyncthingというソフトウェアです。syncthingはローカルネットワーク内のデバイスのフォルダを同期させることができるので、これを使ってデータベースのフォルダを同期させれば、家でしか同期できないというデメリットはありますが自動同期を行うことができます。(使い方はググってね)

終わりに

急いで書いたので雑です….

以前に書いたブログも見ていただけると嬉しいです。

https://blog.fascode.net/2021/04/05/ipfs/

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