文化審議会は7日、国家公務員の文書作成の手引となる「公用文作成の考え方」に関する資料を作成し、文部科学大臣に提言を行ったそうだ(関連過去記事)。これまで基準となってきた「公用文作成の要領」は昭和27年(1952年)に通知が出されたもので、時代に合わなくなってきている部分もあることから改訂案が出されたという経緯であるようだ(文化庁、「公用文作成の考え方」について(建議)[PDF]、読売新聞)。
読売新聞の記事によれば、変更点としては、広報文や発言の記録などで「?」(疑問符)や「!」(感嘆符)などの利用が可能となった。横書きでは読点として「,」(コンマ)を使用するとされてきたものが「、」(テン)を原則とするようになったなど多くの変更点がある模様。
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