本記事ではLIBMOからMNP転出する手順や方法、手数料や注意点を解説します。
MNP予約番号の取得方法や有効期限、おすすめのMNP転出先も紹介していますので参考にしてください。
LIBMOからMNP転出する方法
LIBMOからMNP転出(番号そのまま他社に乗り換え)する場合は、以下の手順が必要です。
- MNP予約番号発行
- 乗り換え先で転入手続き
- 回線切り替え
- SIMカードの返却
MNP予約番号の取得
LIBMOからMNP転出する場合、まずはLIBMOでMNP予約番号を取得します。
MNP予約番号はWEBまたは電話で取得できます。
ただし、電話で取得すると1,100円のMNP転出手数料がかかるので、必ずWEBで手続きしましょう。
<LIBMOのMNP転出手数料>
MNP転出手数料 | |
---|---|
WEB | 無料 |
電話 | 1,100円 |
なお、店舗でのMNP予約番号の取得はできません。
WEBで取得する方法
1つ目はWEBで申請する方法です。
WEBといっても、取得フォームで必要事項を記入するとSMSで予約番号が送られてくるしくみです。
以下のお問い合わせフォームで必要事項を記入すれば、のちほどSMSでMNP予約番号が送られてきます。
申請時にはユーザーIDが必要です。
マイページにログインすると表示されますので事前に確認しておきましょう。
電話で取得する方法
もうひとつは、お客様センターに電話で申請する方法です。
電話で取得してMNP乗り換えが完了すると1,100円のMNP転出手数料がかかるので注意してください。
下記のLIBMOお客様センターに電話すれば、その場で教えてくれます。
0120-27-1146
受付時間:10:00~18:00
ガイダンスが流れたら、8番の解約窓口から申請してください。
こちらもオペレーターさんにユーザーIDが聞かれますので、事前にマイページでユーザーIDを確認しておきましょう。
乗り換え先で転入手続き
LIBMOでMNP予約番号を発行してもらったら、すぐに新しいキャリアで乗り換え手続きをしましょう。
MNP予約番号には15日間の有効期限があり、この有効期限内に乗り換え手続きをすべて終わらせなければなりません。
乗り換え先キャリアの店舗で手続きする場合は15日以内に手続きすれば良いです。
しかし、WEBで手続きする場合は手続きの締切が設定されています。
- ワイモバイル:発行から2日以内
- UQモバイル:発行から2日以内
- マイネオ:期限まで10日以上
など
格安SIMは基本的にWEBで手続きしたほうが断然お得なので、LIBMOでMNP予約番号を発行してもらったらすぐにWEBで手続きしましょう。
回線切り替え
乗り換え先のキャリアで契約を終えてSIMカードが届いても、この時点ではまだLIBMOのSIMカードで通話やデータ通信ができます。
SIM到着後に「回線切り替え」という作業をするとLIBMOのSIMが使えなくなり、かわりに新しいキャリアのSIMが使えるようになります。
回線切り替えは電話やマイページから手続きできます。
多くの場合はSIMカードに手順書が同封されて送られてきますので、そちらをよく読んで手続きしてください。
SIMカードの返却
LIBMO契約時に受け取ったSIMカードはLIBMOからの貸与品です。
そのため、MNP転出後はSIMカードの返却が必要です。
返却先は以下の通りです。
静岡県静岡市葵区常磐町2丁目6番地の8 TOKAIビル9F
(株)TOKAIコミュニケーションズ
LIBMO SIM返却係行
返却にかかる送料は利用者負担です。
ただし、私が手続きした際は電話のオペレーターの方から「本来は返却が必要だが、返却しなくてもペナルティはないので自身で廃棄してください」と言われました。
実際、返却しなくても請求などはありません。
以上で乗り換え手続きは完了です。
MNP転出の注意点・補足
MNP予約番号の有効期限
MNP予約番号の有効期限は、予約番号発行日を含めて15日間です。
この有効期限内に他社へのMNP転出手続きを全て完了させる必要があるため、早めに手続きを行いましょう。
特に、乗り換え先のキャリアのWEBで転入手続きをするためには「有効期限が10日以上残っていること」などと有効期限の残日数が指定されていることがあります。
そのため、有効期限が残っていてもMNP転出できないことがあります。
こうならないように、MNP予約番号を発行したらすぐに乗り換え先のキャリアで転入手続きをしましょう。
有効期限が切れたら再発行
MNP予約番号の有効期限が切れたら、LIBMOから再発行してもらう必要があります。
MNP予約番号の再発行に手数料はかかりません。
LIBMOのMNP転出手数料
LIBMOから他社にMNP転出する際のMNP転出手数料は、MNP予約番号の取得方法によって異なります。
WEBでMNP予約番号を発行した場合、MNP転出手数料は無料です。
一方、電話でMNP予約番号を発行した場合は、乗り換え完了後にMNP転出手数料が税込1,100円かかります。
LIBMOの MNP転出手数料 |
|
---|---|
WEB | 無料 |
電話 | 1,100円 |
電話でMNP予約番号を発行した場合も、発行しただけでは手数料はかかりません。
MNP転出手数料はあくまで他社への乗り換えが完了した際にかかるので、MNP予約番号を取得しても乗り換えなかったらかかりません。
また、複数回MNP予約番号を発行しても、MNP転出手数料は1回分しかかかりません。
最低利用期間内なら違約金
ただし、1年の最低利用期間内にMNP転出する場合は、音声通話機能解除手数料(違約金)が10,450円かかります。
できるかぎり1年間は契約し続けましょう。
ただし、キャンペーンにより違約金が0円になる場合もあります。
端末代金は一括支払いが必要
LIBMOでスマホ端末を24回払いで購入し、24回支払い終える前にMNP転出する場合、端末代金は解約時に一括で支払わなければなりません。
MNP転出のお得なタイミング
LIBMOからMNP転出する場合のお得なタイミングは以下の通りです。
- 最低利用期間経過後
- 月途中の転出時も料金は全額請求
- データ容量は使い切ろう
- 乗り換え先のキャンペーンを確認
最低利用期間/違約金に注意
LIBMOの音声通話SIMには最低利用期間と違約金があります。
最低利用期間は1年間で、課金開始日から1年以内に解約すると10,450円の契約解除料がかかるため注意してください。
他社にMNPで乗り換える場合には、最低利用期間が終了した後がおすすめです。
最低利用期間の終了日はLIBMOのマイページで確認できます。
MNP転出する月の料金
LIBMOを月途中でMNP転出した場合、解約月の料金は満額請求されます。
日割り計算はされません。
MNP転出する月のデータ容量
他社にMNP転出が確認された時点で、LIBMOの契約が解約されます。
残っているデータ容量は全て消滅します。
そのため、残っているデータ容量はMNP転出前に使い切ったほうがお得です。
転出先のキャンペーンを確認
LIBMOから他の格安SIMにMNP転出する場合、乗り換え先のキャンペーンを必ず確認しましょう。
できれば乗り換え先で月額料金割引や初期費用無料などのお得なキャンペーンを実施しているタイミングがおすすめです。
LIBMOのスマホは転出先で使える?
LIBMOで購入した端末
LIBMOで購入できる端末は全てSIMフリー端末です。
そのためSIMロック解除することなく基本的にどの格安SIMでも使えます。
ただし、au回線のキャリアに契約する場合は使えない場合もありますので注意してください。
他社で使う場合、各キャリアの公式サイトに動作確認端末一覧が記載されています。
この動作確認端末一覧に自身の端末があるか確認しましょう。
スマホの対応バンドを確認
LIBMOで購入した端末を他の格安SIMで使う場合には注意が必要です。
まず、ドコモ回線・ソフトバンク回線の格安SIMならLIBMOで購入した端末はほぼ使えます。
一方、au回線(UQモバイルや、BIGLOBEモバイル・IIJmioのタイプAなど)で使う場合には一部の端末は使えない場合があります。
端末のバンドがau回線やau VoLTEに対応していないからです。
バンドとは、スマホが通信するときの周波数です。
回線の種類により使用するバンドが異なります。
端末によってどのバンドに対応しているかが異なり、特にau回線には対応していない場合が多いのです。
回線の種類 | 主要な LTEバンド |
LIBMO端末は 使える? |
---|---|---|
ドコモ | 1・3・19 | ほぼ使える |
Softbank | 1・3・8 | ほぼ使える |
au | 1・18・26 | 非対応の場合あり |
また、au回線で使う場合にはau VoLTEに対応している必要もあります。
よくわからない方は無難にドコモ回線・ソフトバンク回線を選ぶのがおすすめです。
詳細は契約先のキャリアの動作確認端末一覧を確認してください。
ドコモで購入した端末
LIBMOはドコモのスマホならSIMロック解除せずにそのまま使えます。
そのため、ドコモの端末をそのままLIBMOで使っていた方もおられるかもしれません。
SIMロック解除していないドコモ端末は、格安SIMのドコモ回線ならどこでも使えます。
また、iPhoneならSIMロック解除すればau回線・ソフトバンク回線の格安SIMでも使えます。
ドコモで購入したAndroid端末は、au回線やソフトバンク回線では使えない場合があるのでドコモ回線で使ったほうが良いでしょう。
新たに契約する格安SIMがドコモ回線なら、ドコモで購入した端末はiPhoneもAndroidもSIMロック解除なしで使えます。
ドコモ回線以外に契約する場合は、SIMロック解除が必要です。
ドコモ端末は契約していない方でもSIMロック解除できるようになりましたので、SIMロック解除して使いましょう。
SIMロック解除すればドコモで購入したiPhoneはau回線・ソフトバンク回線でも使えます。
ただし、Android端末はバンド(周波数)が対応していない場合がありますので注意してください。
よくわからない場合はドコモ回線を選びましょう。
おすすめのMNP転出先は?
LIBMOからMNP転出を検討している方におすすめの格安SIMキャリアを紹介します。
おすすめなのは通信速度が快適な以下の3社です。
- OCNモバイルONE
- UQモバイル
- ワイモバイル
OCNモバイルONE
LIBMOから乗り換えるのに最もおすすめのキャリアはOCNモバイルONEです。
2019年11月に開始した新コースは2021年に入っても非常に速く、お昼でも5~10Mbps出ています。
ドコモ回線を使った格安SIMの中では一番おすすめのキャリアです。
OCNモバイルONEはドコモ回線を使っているため、LIBMOを契約中の方はスマホがそのまま使えます。
SIMロック解除も不要です。
- ドコモ回線で一番おすすめ
- 今のスマホがそのまま使える
- お昼でも速度が速い
- 基本料金も安い
- スマホ価格がかなり安い
- 音楽は誰でも聴き放題
- 選べるのはドコモ回線のみ
料金も非常に安く、音声1GBは月770円、音声3GBは990円とかなり安いです。
次に解説するワイモバイル・UQモバイルは速度が速いぶん、小容量プランが3GBしか選べないので、月に使う容量が1GBや3~10GBの方はOCNモバイルONEがおすすめです。
また、スマホの端末価格もMVNOで最安値ですしMNPで契約すればさらに割引になります。
OCNモバイルに乗り換える場合はスマホセットで契約するのがお得です。
▼スマホもそのまま使える▼
ワイモバイル
続いて紹介するのはワイモバイルです。
ワイモバイルは格安SIMではダントツで通信速度が速く、お昼でも通信速度が落ちないのがメリットです。
全国に店舗があるのも大きなメリットですね。
- 格安SIMトップクラスに速い
- M/Lは容量超過後も1Mbps
- ソフトバンクWi-Fiスポット無料
- PayPayのお得なキャンペーンも
- 家族割・光セット割でさらに割引
- 店舗数は格安SIM最多
- データ繰越不可
- 低速モードなし
- 3~15GBの間のプランがない
ワイモバイルは私が最もおすすめする格安SIMキャリアでもあります。
私自身もワイモバイルをメインで契約しています。
2021年に開始したシンプルS/M/Lは更に料金が安くなり、家族割・おうち割を適用すればさらに安くなります。
また、プランM・Lは容量を使い切っても最大1Mbpsで通信できます。
ただし、データ繰越ができないのが最大のデメリットですね。
▼ワイモバイルの詳細を確認▼
UQモバイル
最後に紹介するのはUQモバイルです。
ワイモバイルと並んで、通信速度は格安SIMの中で圧倒的に速いです。
一日中快適に使いたい方は、UQモバイルかワイモバイルなら安心です。
- Ymobileと同等に速度が速い
- 新プランは3GBが1,628円
- 余ったデータは繰り越し可能
- プランM・Lは低速時も最大1Mbps
- 家族割・光セット割なし
- 3~15GBの間のプランがない
UQモバイルは快適な通信速度と店舗がある点がメリットです。
ワイモバイルと違って余ったデータの繰越もできますし、低速モードに切り替えればデータ通信速度が消費されません。
2021年に開始したくりこしプランは3GBが1,628円で使えるようになりました。
プランM・Lは節約モードON時と容量超過後も最大1Mbpsで通信できます。
公式サイト限定のキャッシュバックもお得です。
ただし、家族割・光セット割がないので、2回線以上契約する方や固定回線も契約する方はワイモバイルのほうがお得です。
▼通信速度はトップクラス▼
▼SIM契約で高額還元中▼
LIBMOからのMNP転出はこちら!
以上、LIBMOからMNP転出する手順とおすすめの転出タイミングの紹介でした。
LIBMOから乗り換えの際は違約金やMNP予約番号の有効期限に注意しましょう。
また、別の格安SIMに契約される方のおすすめはOCNモバイルONEです。
お昼でも速度が快適で、ドコモ回線の格安SIMでは最もおすすめです。
▼スマホもそのまま使える▼