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イラクではようやく新議会議長の選出までこぎつけましたが、これがクルド間の対立激化を招き、さらに親イラン系民兵がテロに訴える等、アラブメディアはイラクの政争は議会内での対立抗争から、武力による構想へと発展しつつあるとの記事を書いています。
今後どうなりますか?
仮にこれらの事件が、親イラン系民兵の仕業である場合には、最近のイラク情勢がイランの思惑通りには動いていないことへの、イランの焦りがあるのでしょうかね?

最新の話では、al sharq al awsat netが、15日早朝サラハッディーン県のイラク軍balad基地に3機のドローンが飛来し、基地を攻撃する体制にあるのを、基地防衛のイラク軍が発見し、これらを追跡捕捉しようとしたら、3機とも逃げ去ったと報じている
(誰が送り込んだドローンかは不明だが、これまでの状況から見ても、親イランの民兵の仕業である可能性が極めて強い模様)

他方サドル師を支持するクルド勢力及びスンニ派勢力の事務所に対する、爆弾投げこみ事件が13~14日の夜間連続して生じている由。
こちらはal qods al arabi net が報じるところで、それによるとクルド民主党と進歩党の事務所に爆弾が投げ込まれたが、どちらも近辺監視カメラに、それぞれ2人の乗ったオートバイから爆弾(手りゅう弾かモロトフカクテルかの模様)を投げつける男の姿が映っていた模様
どちらも犯人たちはどこかへ逃げ去った由
(これまでのところ犯行声明はないも、同じころに同じような手口の犯行であるので、同一の勢力、要するに親イラン民兵の仕業だろうと思われている由)

العراق: ثلاث طائرات مسيرة حاولت استهداف قاعدة ≪بلد≫ الجوية | الشرق الأوسط (aawsat.com)
 الأزمة في العراق تتطور لتصعيد مسلح: استهداف مقرات أحزاب الحلبوسي والخنجر وبارزاني | القدس العربي (alquds.co.uk)