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 教育評論家の?尾木ママ?こと尾木直樹氏が15日、自身のブログを更新し、同日起きた?共通テスト刺傷事件?について私見をつづった。

 この日の午前8時35分ごろ、大学入学共通テストの会場となっていた文京区の東京大学弥生キャンパス前の路上で、共通テストを受験しに来た高校生2人と男性が相次いで背中を刺された。警視庁は生徒2人への殺人未遂容疑で名古屋市在住の高校2年生の少年を現行犯逮捕。少年は「医者を目指していた。東大に入りたかったが、1年前から成績が落ちて悩んでいた。事件を起こして死のうと思った」などと話しているという。

 この事件について尾木ママはブログで「まだ高2の男子高校生 名古屋から上京しての凶行!? コロナ禍の中での連鎖する『拡大自殺願望』事件 その模倣犯のように思えますーー」と指摘。

 その上で「勉強や受験の意味を履き違えているのではないでしょうか?」「高二のこれからだというのに本当に自殺行為ですーー」「被害者の回復を願うと共に、二人の受験生の受験機会の保障を特例措置して欲しいですねーー高齢者男性の命が助かることを祈りたいです」などと羅列。

 最後は「加害者少年の心理分析など丁寧な分析をお願いしますーー事件の連鎖に警戒したいです」と注意喚起した。