若い世代の新型コロナウイルスへの感染が急増するなか、東京都はきのう、新たに青山学院大学の構内に学生らを対象とするワクチンの接種会場を開設しました。
東京都が開設した青山学院大学の接種会場は構内の学生食堂を使い都内の学生や大学の職員などを対象に1日最大2000人の接種を目指しています。都が運営する大規模接種会場としては初めて東京消防庁の救急救命士がワクチンの打ち手として参加しています。
「救急救命士の方が打ってくれるっていうことで、非常に接種した身としては安心感がありました」(接種を受けた学生)
「(ワクチンを)打って、一つでも安心してくれればなと思ってます」(東京消防庁 寺井麻美消防司令)
東京都は夏休みの期間を利用して特に感染が拡大している若者へのワクチン接種を進めたい考えで、青山学院大学のほか、一橋大学や東京都立大学にも接種会場を開設します。