日本製鉄は3日、令和4年3月期の連結最終損益予想を3700億円の黒字(前期は324億円の赤字)に上方修正し、平成24年に当時の新日本製鉄と住友金属工業が合併して以降の最高益を見込んだ。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ国内外の鋼材需要が自動車など製造業を中心に回復した。余剰な生産設備の削減なども貢献し、収益基盤が強くなっている。
日本製鉄は3日、令和4年3月期の連結最終損益予想を3700億円の黒字(前期は324億円の赤字)に上方修正し、平成24年に当時の新日本製鉄と住友金属工業が合併して以降の最高益を見込んだ。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ国内外の鋼材需要が自動車など製造業を中心に回復した。余剰な生産設備の削減なども貢献し、収益基盤が強くなっている。