今回は、極小サイズでUSB Type-AやType-Cで接続する持ち運び用SSDドライブ「HyperDisk X」をレビューしていきます。
M.2 NVMeで読込最大1,000Mbpsと高速で大容量、さらにファン付き。PCはもちろんのこと、スマートフォンやiPadでも使えます。
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容量は512GB、1TB、2TBの3種類。
それぞれ税込15,950円、22,950円、39,950円で、M.2 SSDを別途お持ちであればケースのみが5,590円となっています。
商品の到着は2021年9月末までで、現在残り24日で500名以上から応援購入が集まっています。
それでは、さっそく見ていきましょう!
外観とスペック
ケースはメタル外装でしっかりしています。
スペックは下記の通り。
USB 3.1 Type-Cで、読込最大1,000Mbps、書込最大900Mbpsです。
カラーはブラックとシルバーで、今回はブラックをレビュー。
まずなんと言っても、とても小さいです。
USBメモリほどとまでは言いませんが、手のひらに余裕で乗るサイズ。
ちなみにこれは512GB/1TBで、2TB版は幅が110mmと倍ほどになります。
側面にはUSB Type-Cとインディケータがついています。
重量は実測で約36g。軽量です。
ケーブルが2本付属します。
1本目はUSB Type-C to Cケーブル。端末側のUSB Type-Cポートに接続して使います。
USB Type-C to Aケーブルも付属。コチラはPCなどのUSB Type-Aポート用です。
スマホもタブもPCも
exFATフォーマットされており、PCやスマホ、タブレットなど様々な機器で利用可能。
↓のようにスマホでも、
iPad Air 4でも、
Windows PCでも問題無く使えました。
USBに接続するだけなので、使い方に迷うことはないでしょう。
簡単にSSD換装できる
中身は簡単に換装できます。ケースは上下をスライドさせれば、ネジ不要で開けられます。
コチラ側にM.2 SSDが入っています。
ネジを3本開け、M.2を支えるネジをもう一本開けると差し替え可能。
Lexar製が入っていました。512GB/1TB版は22x42mm、2TB版は22x110mm版のM-Keyに対応。SATAは使えません。
USBの規格に注意
ご存じUSB Type-Cというのはコネクタ形状を指しているだけで、それを介してどのくらいの伝送スピードが出るか、電力供給可能かなどは、対応する規格に依存します。
たとえば本機はUSB 3.1 Gen2対応ですが、よくあるUSB 2.0のType-Cに接続しても、↓のように規格の上限スピードである480Mbpsを超えることは基本ありません。
↓でレビューしたGPD WIN 3であれば、Thunderbolt 4/USB 3.2 Gen2対応です。
新型ゲーミングUMPC(超小型ノートパソコン)「GPD WIN 3」です!
おなじみUMPCを多数リリースしている…
そのため、最大スピードの読込1,000Mbps、書込900Mbpsでフルスピードになります。
また、ケーブルも注意です。
↓でも書きましたが、安いケーブルだと480Mbpsが上限だったりします。
自身のケーブルを使う際に最大スピードを享受したい場合は、ご注意下さい。
高速な追加ストレージとして
以上、「HyperDisk X」をレビューしてきました。
いわゆるUSBメモリなど、外部記憶媒体は、内蔵ストレージと比べて低速なものが一般的。
ただ、本機は1,000Mbpsで一般的なSATAやeMMCストレージよりも高速なので、追加ストレージとして活用することができます。ファン搭載ながら軽量なのも嬉しいポイント。
というわけで、スマホやタブレット、PCで共有して使える追加ストレージをお探しの方は、チェックしてみてはいかがでしょう。
「HyperDisk X」は現在、Makuakeのこちらのページでクラウドファンディングを実施中。
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